日別アーカイブ: 2014年5月14日

恐~い話(2)

新緑の公園

新緑の公園

飛行機に乗らなければいけない用事ができて、羽田に向かった。十分時間をみていったが、まず京急線の降りる所を間違えて一つ手前に降りてしまった。少し待って次の電車に乗り、無事羽田に着いた。この時はまだ余裕があった。なにしろskipという便利な切符を持っていたから。しかし検査場に向かって行く途中で、トランクの中に髪用のスプレーがあったことを思い出し、手荷物では通らないだろうということに思いついた。捜して荷物を預ける所に。そこは意外と混んでいた。あっ、まずいなとここで思い、荷物を預けてから急いで検査場に向かった。検査場が閉まるぎりぎりの時間に通った。

そこでゲートの場所を確かめると「結構遠いですよ。」の返事。ずーっと前のことだけど、歩いても歩いてもたどり着かなかった記憶がよみがえり、飛行機に遅れたら取り返しがつかない、急がねばと走り出した。四本ほどあった歩く歩道をすっ飛ばし、やっとゲートに着くと。。。飛行機はいてくれた。。。ほっとしてピッとかざし急ぎ足で機内に。

後ろの方の席なので機内をずんずん進んで行ったけれど。。。何か変だ。席に誰もいない、誰も。。。咄嗟に思ったのは(しまった、皆が降りた飛行機に乗ってしまった)ということだった。それとも「荷物専用」の飛行機に乗ってしまったのか。し~んとした機内の中で、次に浮かんだ考えは恐ろしいものだった。(最近身近になった異次元の世界に、迷い込んでしまったのか)。 と、長身の美しいアテンダントがにこやかに近づいてきた。(ひょっとして妖しい美女か?)私は多分縋る様な目つきで彼女に聞いた。「どうしてこの飛行機は誰も居ないのですか?」すると相変わらずにこやかな顔で、彼女は答えた。「何故ならお客様が一番乗りだからです。」

恐ーい話(1)

幻想的な春

幻想的な春

よく聞いているラジオ番組での話。DJの方が「今日はこれを」を言った途端「え~」といういう女性の声が入り、私は周りの誰かの方の声が入ってしまったな、と思った。相手をしている方も男性だったから。するとDJの方が「今、女の人の泣き声が聞こえませんでしたか?」「私には聞こえました。この世の人ではないですね。」と言うのでびっくりした。あんなにはっきり聞こえたのに、と思った。

最近、高尾山で魂らしきものに遭遇したり、このことといい、気になるのは年をとってあの世に近くなったのでこのようなことが起きるのか、それとも気という目にみえないものを扱っているので起きるのか、どちらだろう、ということだ。DJはスピリチュアリストで有名な江原さん。私は霊能力はないが、世界が少しお近づきになったか、と嬉しい気持ちにもなった。