病・老・死・苦

今日は母のことで一日終わってしまった。この一箇月で快復著しく、意味のある言葉も大分出てきた。何より介護度5の身でありながら友達が見舞いに来ると、気をつかったり、何となく威張ったりという本来の母の姿がでてきて本当に嬉しい。次のホームでも順調に慣れますように。

人の病・老・死・苦を見て人生を悟ったのはお釈迦様だったかしら。私は現代人の不幸の大きな苦の原因は不安だと思う。先が見えない不安、わが身を案ずる不安、お金の不安、これに不満が上乗せされ、苦が増長する。でもこれって本当は際限ない。シリアなど戦火の中を生きている市民は、日本国民を夢のような生活をしている人達と思うだろう。お金がなくてもケセラセラの人もいれば、結構な資産を持っていても失う不安に苛まれている人もいる。病・老・死も受け取り方は様々。つまらない心配しないで、私は今日精一杯生きた、これが私の限度です。足りないところがあったら御免なさい。明日又頑張ります、という心構えはしておきたい。ということと、おかしなことがあったら、はっきり言う勇気を持つことは別。社会的な不安は取り除く努力は必要だと思うから。行動しつつ、心は平安に保ちたい。

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