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可愛いものみたさ

恐いものみたさ、という言葉があるが先日電車の中で「可愛いものみたさ」で座っていたのにわざわざ立って見に行った。何があったかというと、ベビーカーがあり赤ちゃんの可愛い足だけ見えていて、伸ばしたり、足先をあわせたりして盛んに動かしている。周りの大人もにこにこして赤ちゃんを見ていた。

赤ちゃんや子供は大好きなので、暫く足だけ見ていたが、どんな赤ちゃんかどうしても見たくなって席をたって見に行った。期待通りというか、よく太った顔が丸い、可愛いのにしっかりした顔の赤ちゃんで、覗いている周りの大人を見ながらにこにこしている。すごく満足して電車を降りた。

実家にのこされた木目込み人形。行き先が決まらない。

実はこれからしたいことに「虐待防止プログラム」を柱にしたNPOを作りたい、というのがある。子供や赤ちゃんが虐待死した、というのが一番聞きたくないニュースだからだ。新聞で、シングルマザーの住居を空き家を持っている人にリーズナブルに提供する人を紹介していた。

最近はあろうことか、実の父親が虐待死させてしまうケースがあるが、シングルマザーが再婚した男性が前の男性との子供を虐待死させてしまうことが多かった。安心できる住居があれば、迂闊に変な男性と一緒になることもないのではないか、と思い父の残した家をシングルマザー用に作ろうかと考えている。

令和では、気功、スピリチュアリズムの本格的勉強、NPO、ピアノ、(孫の面倒)を柱にがんばっていこうとおもっている。できたら、登山、スキー(足を折ったらどうする、と周りは大反対)世界中の旅行(先立つものがない)も。ま、言うは易し、行なうは難し、の典型にならないよう気をつけます。

孫の「あっ」という話

いい訳ですが、四月に入ってからもの凄く忙しく、豊橋へ行ったり空き家になっている練馬区の実家にいったり「熱情」に挑戦したり、出す予定の本も大体出来上がったのだけれど、見直しが進まず、とにかく色々と四苦八苦している。

やたら長いGWになるべく済ませてしまおうと思っていたら、長男夫婦から孫の世話を頼まれた。既に幾つか予定が入っているので、そうそう何日もみられないが、どこかに連れて行こうと思って、浅草を思いついた。「花やしき」もあるし船に乗ってお台場方面にもいける。孫娘が来た時、「〇〇ちゃん、船にのったことないでしょう?今度お船に乗せてあげるね。」と言ったら、しっかり私を見て「ばあば、ばあばが乗ったら、お船沈まない?」と言われて、最近またウエストが太くなったと感じていたので、しばし唖然とした。父である長男は喜んで「〇〇ちゃん、それ、ばあばが太っているっていうこと?」とご丁寧に聞いていた。子供の発言は悪気がないだけにこたえる。

日曜日、クラスの終わった後、夕方孫達が来た。孫だけ夕食を食べさせてということで、「9時半に迎えに来る」というので、10時過ぎるなと思っていたら案の定10時過ぎに迎えに来た。明日二人共幼稚園があるから、とばたばた帰り支度をして、長男が「あれっ、ドラエモンの足が片方ないね。どうしたんだろう。〇〇、知らない?」と聞いた。ドラエモンは5cm程の小さなフィギャーで見ると確かに片足ない。すると孫息子の〇〇は、「おはなの中」と答えた。ああ、仏壇に花が活けてあるので、そこに入れてしまったんだ、と思いつつ、まさかね、と思いながら顔を見た。すると片方の鼻の上部が微妙に、でも確実にふくらんでいる。えっ!と思って顎を上に電気の方に向けると、少し奥に白い物が!「入ってる!」と叫ぶと長男がすぐ携帯の光でもう一度見て「入ってる!」と確かめた。「ピンセット、ない?」と言うので、「駄目!奥に入ってしまったら収拾つかない。救急で病院へ。」と答えて、それから孫娘の忘れた水筒を取りに来るまで(玄関にかけておいた)夜中まで大騒ぎ。

暗闇に浮かぶバラの花(鼻ではない)

本当に子供は何をするかわからない。ドラエモンの足を「おはな」に入れたらドラエモんになれるとでも思ったのかしら。この話を友達にしたら、「それは一大事だけれど、平和でいいわね。」と言われた。確かに世の中は、テロや火災、痛ましい交通事故が相つぎ、身が縮む思いがする。孫が大きくなるまで、この大騒ぎを感謝で受け止めよう、と思った日だった。