地下に広がる街

すすきの歌

すすきの歌

札幌駅の地下街には正直驚いた。何しろ札幌駅の中だけでも、大丸、エスタ、パセオ、アピタといろいろな商業施設とつながっていて迷子になりそうだし、(方向音痴なので、どこに行っても迷子になるが)札幌駅から伸びた地下鉄の大通り駅までの通路の両側にも喫茶店や出店、展覧会や展示場が続き、このスケールは東京にもないな、と感じた。映画館もあるので、あと劇場やコンサートホールがくれば文化的にも完璧かもしれない。しかしこのせいで、少し前まで栄えていた大通り公園に面していた店舗に、客がとても少なくなってしまったと聞いた。丸亀で見たようなシャッター通りにならなければいいけれど、と心配した。

北海道はどこに行っても広々としていて気持ちがいい。そして札幌は垢抜けたセンスがある。でもこれはあくまで旅行者の視点。東京は色々なものがぎゅっと詰まっていて便利だし、冬の厳しさはない。文化的なものも毎日事欠かない、と北海道から来た人は言うだろう。私の北海道への憧れは、又スキーをしたいという願望と、東京の夏の暑さが根底にあるのは多分間違いない。

 

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