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台風でわかったこと、三つ

だ~れかさんが、だ~れかさんが、だ~れかさんが、み~つけた♪

今回の台風でわかったことが幾つかある。まず、台風19号。ここ国立市でも、近くの小学校に避難する人があふれる程多く集まったようだ。実際、近くを流れる多摩川が氾濫した。(国立市、府中市に氾濫の被害はなかった)雨、風強く、何年か前の風台風の時のように、朝、外は前の公園の倒れた木や枝、葉で大変なことになっているだろう、と思った。ところが、えっ!というくらい外は何にもない。かえって誰かが掃除をしたように、いつもより綺麗になっている。

どうしてだろう、と考えて多分これだろう、と思ったことは、最近いっきに涼しくなったが、台風がくるほんの一週間くらい前までは暑く、「真夏日」なんていう日もあった。ず~っと暑かった。それで木々がまだ「夏の木」だったのではないだろうか?つまり冬木立になると、幹も枯れてきて弱くなり、葉も落ちやすくなるが、木々は暑かったので冬支度をしてなくて、夏の木の状態だったから枝も葉もしっかり幹についていて、枝もおれることはなかった、のではないだろうか。間違っていたら指摘してください。

後は堤防のこと。何故、コンクリートの堤防があんなに何か所も決壊してしまうのかと不思議に思っていたが、堤防は「金メッキ」ならぬ「コンクリートメッキ」で、盛り土にコンクリートを被せているだけということがわかった。私は中身まで全部、コンクリートだと思っていた。だから水が堤防の中に入ると、土が崩れて弱くなり決壊してしまうのだ。これからは、今までとは違う自然と心して、対策をとらなくてはいけないだろう。

最後に、これは想像しただけで恐く、お気の毒なことだけれど、台風の時に車を使うことは非常に危険である、ということがよくわかった。水圧や電気系統の故障で、ドアが開かないのに、水が車内に入ってくる。かといって、車を使わないで出歩くのも勿論危ない。やはり、台風の時は安全が保障されている所でじっとしているのが一番だ、と肝に命じた。

危ない二つの経験

今日は、ひやっとした経験を二つ書いておきます。一つは、道路上のことです。ある日、道を歩いていると、救急車の音が歩いてきた方から聞こえてきたので、あっと思って足を止めました。四辻を通りすぎたところでした。すると、通り過ぎた四辻の右の道路からも救急車の音が聞こえてきたのです。えっ、と思って見ると丁度同じくらいの距離から来るのです。大きな道路ではありませんでしたが、信号はありました。でも救急車って信号関係ないわね、と思っている間に二台がみるみる接近してきたので、あっ、お互いに大きな音を出しているので聞こえなかったら衝突?と思って道の真ん中に出て手を大きく振り、90度の角度からも救急車が来ていることを伝えました。と、四つ角で救急車が止まったのです。お互いに分かっていたかもしれません。でも用心にこしたことはない、と思っての行動でした。交差点で二台の救急車が出会う確率は低いと思いますが、なきにしはあらずなんだ、と学びました。結構怖い経験でした。

菜の花を見るとほっとします。もうそろそろ、おしまいですが。

菜の花を見るとほっとします。もうそろそろ、おしまいですが。

もう一つは熱中症です。家族と父の施設に行きました。彼は風邪気味で昼間寝ていたのですが、その部屋はすごく暑く、私は5分もいられませんでした。夕方、父を部屋から廊下へ連れ出した時、彼は「気持ち悪い。」と言って廊下の椅子に座りました。嫌な予感がして、偶然カバンの中にあった水を飲ませました。飲んだ直ぐ後、目が虚ろになり焦点が定まらなくなり、驚いて名前を呼んでも、眼を開けたままぐったりしてしまいました。大声で「誰かいませんか?」と声を張り上げると、家族を訪問していた男の方が出てきて、「職員を呼んできます。」と言ってくれましたがエレベーターがなかなか来ません。部屋に戻り呼び出しベルを押し続け、事態を説明して、廊下に戻った直後、意識を取り戻しました。幸い看護師さんが駆けつけてくれて、首の後ろを冷やしたりポカリを大量に飲んで、大事にはいたりませんでしたが、後で考えると、水を飲んで胃に到達した頃正気にかえったのではないかと思い、怖くなりました。

明らかに、既に部屋の中で熱中症になっていました。私が「暑くない?」と聞いた時、「全然」と言ってましたが、風邪で寒気を感じている時には暑い感覚はないでしょう。それに薬を飲んでいたので、後から聞いたら寝ている間、汗をかいて二度ほど着替えたようです。体の中の水分を失い、温度も湿度も高いところで寝ていたので、熱中症になる条件は揃っていました。日本は5月の上旬で、もう熱中症を心配しなければいけない国になってしまったのです。夫々が気をつけるしかない、と重く受け止めました。