アメリカからのお客様(2)

豊橋二日目の午後は、名古屋の徳川美術館に連れて行った。名古屋から周遊バスがあったけれど、金山から乗り換えて大曽根駅で降りた方が一時間近く早く着く計算になった。裏の日本的な小道を通って表に出ると、そこには満開の桜が!!!今日、豊橋の親戚のKさんが、「早咲きの河津桜」と教えてくださった。ああ、今回は桜には早すぎた、と思っていたので見せることができて、とても嬉しかった。何本も華麗に咲いていた。

去年撮った写真。雲の形に魅力を感じました。

特別展で享保、寛永のお雛様や有職雛のお雛様、みたことがないようなユニークなお雛様が並び、美術の先生をしているお嫁さんが、すごく興味を持ってくれたので、「お雛様」の歌から、これがぼんぼり、雌雛、雄雛、三人官女、五人囃子、ガードマン(?)と説明していったら、一番下の男の人達は何をしているのか?と聞かれ少し返事に困ってしまった。お盆を持っている人形は食べ物をserveする人、他の人はcleaninng(掃除)する人達かも、といっておいた。

彼女は「どんぐりころころ」を日本語で上手に歌ってくれた。日本の童謡が子供にいいと思ったみたいで、まだ他の歌も覚えたいようだ。こんなお母さんなら、Mちゃんもいい子に育つだろう。日本を気に入ってくれて結婚してから三度目の来日だけれど、かえって外国の方から日本のいい所に気づかされる。こういう文化的交流を色々なところで積み重ねていくのが、結局、平和への近道なのだろう。まさかアメリカ人の親戚を持つとは夢にも思わなかったが、もう世界の垣根が実際には大分取り払われているということだろう。今回はお嫁さんと沢山お話できて、距離が縮まるという収穫があった。

 

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