日本で女性が活躍するには(2)

日本がこれから発展するには、というか滅びないためには、やはり次世代に活躍してもらわなければならない。日本から子供が消えてしまってはどうにもならない。現状は女性が社会的に活躍するためには、若いうちにある程度キャリアを積む、或いは専門性を身につけるための勉強が必要で30歳代以降の結婚になり、20歳代で結婚するより子供の人数も少なくなってしまう。また仕事をとったために結婚、子育てをあきらめると言う方も少なくない。

夕暮れの風景

夕暮れの風景

女性が社会的に活躍できてかつ子供を生み育てるのに支障がないようにするには、どうしても子育ての時期に社会的キャリアを持続させる必要がある。これは託児所を充実させるとか、祖父母が協力するだけではどうにもならないことで、例えばネットを駆使して会議に参加する、家でできる仕事にしてもらうなど会社の配慮や男性の認識のチェンジが必要になる。

一番女性の不在を感じるのは国政で、勿論一生懸命仕事している方はいるのだろうけれど、女性の立場を代表した政策を打ち出した方は記憶にない。経済優先の社会、「地獄の沙汰も金次第」の風潮で、政治家としてよりも母性を基調とした「慈愛」を感じる政策を求めるのは「甘い」ことなのだろうか?「甘い」と言えばこの世界的情勢の中でわざわざ紛争地域に行って、刺激するような発言を平気でする方の感性こそ私は「甘い」と思う。

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