耐乏生活

11月は何故か毎年お金が足りない。特に今年は思いがけない長男の結婚があり、他色々なことが重なり「手許不如意」(てもとふにょい)=手許にお金がないこと の状態が続いた。でも月謝の類は滞らせるわけにはいかないし。必要なものはデパートのカードやスイカを使えば何とか手に入るけれど。出かけるのにはお金が足りない、おろすには時間がない、という時額に飾られたお札が目に入った。

美しい秋の象徴、燃えるイチョウ

美しい秋の象徴、燃えるイチョウ

お札を額に入れて毎日お金の有難さを感じ、うちに来てくれるようおがみなさい、と言われて(変な宗教ではない)素直に従ったものだ。額を置いた部屋が着物関係でとっちらかっていて福沢諭吉が気にくわなかったのか、置いた途端来てくれるより出ていく方が増えてしまった。

入れた時はまだ余裕があり、ちょっとここに居てね、という感じだったが切羽詰ると何と有難い存在か。早速お出まし頂き、家人の胃袋を満たしてくれたのだった。

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