ミュシャ展について

何か書き忘れている、と思っていたら思い出した。ミュシャ展のこと。第一印象は。。。とにかく混んでいた。と冗談はさておき、(でも本当にメチャ混んでいた)意外に思ったこと二つ。ミュシャはアール・ヌーヴォーの旗手だと思っていたのだけれど、その点に関連する記述はあまりなかった。彼とアール・ヌーヴォーの関係に全く触れていない美術書もある。なぜだろう。意外な点二つ目は『スラブ叙事詩』から故郷チェコに対する彼の思いが伝わってきたこと。華やかなポスターからは知りえなった。彼はナチスに逮捕され、それが元で78で亡くなっている。このことも知らなかった。ミュシャの出世作『ジスモンダ』も綺麗だが『ビザンティンの東部、ブルネットとブロンド』の背景と、顔が描かれている円形のデザインのバランスがとてもよくて印象に残った。

三男の楽しいひと時

三男の楽しいひと時

その後、六本木ヒルズの屋上に上った。私は二回目だけど何か前と違う感じがした。ビルの、パトカーの上についている赤いランプの様なものばかり目立つ。東京タワーとスカイツリーだけがいやに美しい。「なんでだろう?」と首をかしげる私に若い友は言った。「あの、ゴールデン・ウィークだから本来の街の明かりが少なくてそれで飛行機除けの赤いランプが目立つんじゃない?」鋭い!!そうか、それでいつもなら500円とる入場料が、ただだったのかも。原因と結果を勉強できました。

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