日別アーカイブ: 2015年5月10日

何故札幌開催なのか?

東京に住んでいて、何故札幌でイヴェントを開催なのかと思われた方も多いと思います。理由は三つあります。

一つはあるホテルでのできごと。ホテルで朝食をとっている時、前のテーブルから親子のこんな会話が聞こえてきました。娘さん「腰がとても痛くて」お母様「大丈夫?」そこで思わず手でみると腰のあたりにかなりの邪気が感じられたので、気功師であることを名乗ってヒーリングさせて頂きました。するとお母様が「札幌の中央区に住んでいます。もし札幌にいらっしゃることがあれば是非習いに行きたい」とおっしゃったのが頭にありました。ただ札幌市は広すぎて告知が届かない恐れがある。残念です。

二つ目は札幌をこれからの地方セミナーの雛形にしようと思ったからです。
聞くところによると、札幌で受け入れられたものは他でも成功する確率が高く、全くだめなら他でも成功は難しいようです。経営者の従姉妹は「失敗でもいいじゃない。始めてのことなんだから。誰も来なくてもやる意味はあるよ。宣伝にはなるから」と力強い激励をくれました。

東京、立川市、昭和記念公園のお花です。

東京、立川市、昭和記念公園のお花です。

三つ目は夏の企画は北海道に限る、と思ったのですがこれはどうやら甘かった。HPの先生は北海道出身なのですが、「今の札幌の夏の暑さを知らないな。朝夕は寒いくらいなのに、昼間は暑くて寒暖の差は激しいし。」と厳しい現実を教えてくれました。スピリチュアリズムの師によると「人生は経験と感動。皆転ぶ権利がある」とおっしゃってたので、ま、しょうがないかと思ったのですが、この前の講座では確か「進むより引き返す方が勇気がいる、勇気を持ちましょう」とも聞いたし、悩ましいのですが結局進む方を選びました。気功は一度しっかり修得すると一生の宝です。これを読んで下さっている札幌の皆様、是非参加なさってください。

アメリカからのお客様(気がついた事)

今回アメリカからの甥夫婦を迎えて、へぇ~と思ったことが幾つかあった。満員電車での彼女の反応は既に書いたが後二つ。彼らが一番驚いたのは木に「モス」がついていることだった。始めmothに聞こえたので木に蛾が止まっていることがそんなに珍しいかと思ったがmothではなくてmossで木に苔が生えているとびっくり仰天したのだった。「A rolling stone gathers no moss」(転がる石には苔がつかない)という諺はあるが木についているのがそんなに珍しいかと聞いたら、テキサスでは見ることはない、という話だった。成程ね、乾燥地帯にはないかもしれない。日本はやはり湿気が多いのね。

4/29の昭和記念公園で。

4/29の昭和記念公園で。

次に驚いていたのは、井の頭公園の池でスワンのボートがひしめき合っていたことだった。親戚が集まってパーティーした後公園に行ったのだが、快晴だったこともあり人出は多かった。それにしてもあまり広くない池で清掃した直後とはいえ、あんなにたくさんのボートが出るなんて。。。なんだか恥ずかしい程だった。ボートは全て出ているようだった。それを二人は橋から呆然として見ていて長い間動かない。そうだよね、アメリカでは絶対みることができない風景かもしれない。こちらが日本的、と思っているものは実はもう広く知られていて珍しくなく、日常に溶け込んでいるものの中にこそ「日本的」なものがあるのかも知れない、と気がついた。そういえば前回来た時、甥は自転車の駐輪場に驚き写真をたくさん撮っていった。そんな所にわざわざ案内する日本人は皆無だろう。

彼らはその後金沢、飛騨、高山に二人で行き、日本を満喫して帰って行った。私は8日間若い彼らに付き合ったけれど「自分にまだこんな体力があったんだ」と正直それに一番びっくりした。以前はこんな風ではなかった。ということは気功教室などできちんと気功を定期的にしているからではないだろうか、と思った。色々な意味で「情けは人の為ならず」を実感した8日間でした。

アメリカからのお客様(大阪)

大阪では二人に文楽を見せて次の日、住吉大社へ案内した。私はここに始めて来た時、「招き犬」ということで置物二対を購入した。「犬」と思って安心して買ったら、帰る時宮司さんが「狐だと言う人もいます」と言うので「わっ、大切にしないと祟りが怖い」と思ったのに、うちで大切にしているとは言い難かった。住吉大社の眷属の神様、怒っていたらどうしようと心配しながら向かった訳だが、橋の所まで来たら、奇妙な掛け声が聞こえる。

最近の昭和記念公園で。(大阪と関係ありません。ごめんなさい)

最近の昭和記念公園で。(大阪と関係ありません。ごめんなさい)


自分だけが聞こえているわけではない事を確認してから音のする方を見ると、結婚式に先立つ「けやり」の行列で、扮装して大名行列のようにして独特な足の上げ方も面白く、その後ろに花嫁、花婿、親族のは華やかに着飾った方々が続いている。それを見た途端ここの神様から「よく来た」と言ってもらっていると確信した。(よかった~!!怒っていらっしゃらなかった。これからも崇敬の念を持ち続けます。)何と帰りも、もう一組の結婚式に出会い勿論和装の方が多く、アメリカから来た甥達にラッキーね、あなた達、日本人でもこんな行列はなかなか見られないわよ、と何度も言ったことだった。