日別アーカイブ: 2014年4月1日

私事ですが。。。孫登場

私事ですが、3月25日(火)午前7時9分、初孫が生まれた。15日予定日だったけれど初めての子は延びると思っていたし、次男が予定日を過ぎること15日目で生まれてきたので、心配はしてなかったが、さすが一週間をすぎると気になり始め、ご先祖様や神様仏様に「困った時の神頼み」をしたのだった。

前日の明け方から陣痛が始まり、「順調にいって明日の明け方くらい」と言われたので朝病院に6時40分頃着いたら、30分もしないで元気な産声を聞かせてくれた。女の子です。

桃の季節に誕生

桃の季節に誕生

向こうのお母様がついてくださったので、処置が終わるまで待合室にいて7時半過ぎに部屋に入ったのだけれど、驚いたことに、生まれたばかりの赤ちゃんは目を開け私を見て微笑んだ!!!「えっ!」とびっくりしている間も新生児は部屋にいる人全員に目を合わせ、泣きもしないで笑いかけている。

顔立ちもえらくしっかりしている。少々のことでは驚かなくなった古強者(私)もただただ驚いて、圧倒されて帰ってきた。写メールを親戚に送り、親しい人にも見ていただき「何、このカメラ目線」とか「生まれて一週間というのならまだわかるけれど」という言葉を頂いた。

ところが、次の日に面会に行ったらなんと普通の新生児になっていて、顔の半分を口にして(要するに大口開けて)顔を真っ赤にして泣いている。抱くと「何でおっぱいくれないのかな」という感じで泣き止んで目を開け、ちらっとこちらを見る様子はなかなか大人びているけれど、昨日の様子とは全く違う。この日はママの回復力のほうに驚かされて、このママなら大丈夫と安心して帰ってきた。

以上のことを千葉にいる次男に報告したら、15日も遅れて散々心配させたことも忘れて、「ふんふん、やっぱり孫は誰でも可愛いんだな。」とクールに言った。フン!どうせバババカですよ。

今一番大事なこと

大分、ブログをつけるのが空いてしまったので、今日は少しまとめてつけようと思う。最近心配なのは、20代の男性の犯罪が目立つこと。生きる方向性を失った若者が多いような気がする。世間の価値観がお金と権力に一元化され、「他人に認められるかどうか」で自分の価値が決まってしまうのでは、そして皆が同じように考えているのであれば、少しでも不利な条件の環境では「浮かぶ瀬のない」人が多くなるのは当たり前だろう。

一瞬として同じではない空の芸術

一瞬として同じではない空の芸術

どう考えても教育のあり方を見直した方がいい。基本は、「どんな環境でも自分を誇れる」人間を育て、同時に「他人も自分と同じ様に尊重する」感性や考え方を身につけることだと思う。知識の詰め込みがどれ程役にたつのだろう。例えば日本史を大学の受験科目に選んだ人のどれ程が正確に、明治維新や日露戦争が始まった年号を正確に言えるだろうか?あっという間に忘れてしまう知識にしのぎを削って、人間として大事な視点が教育の実践で忘れられているように思われて仕方ない。

かく言う私も今だから言える。「流れ」の中にいる時は「泳ぎきる」ことしか考えることができなかった。或る人から私の中の「成果主義」を指摘されたが、それは受けてきた教育の賜物(?)だと感じる。日本を本当に大事にしたいのなら何より「自分という人間」「他人という人間」をしっかり尊重できる教育がまず必要だと心底思う。