日別アーカイブ: 2013年7月15日

強い女性

光るカンナの花。マララ・ユスフザイさんのよう。

光るカンナの花。マララ・ユスフザイさんのよう。

暴力に屈しない女性は文句無く強い、と思う。一般的には相手をねじ伏せる力が勝ると”強い”と言われている。男性は大体この論理に従っているが、パキスタンで武装勢力に頭を撃たれたマララ・ユスフザイさんは本当の強さとは何か、を身を持って、そして心で示してくれた。暴力に遭ってもその信念や言葉を変えない。それどころか「彼らを憎んではいません」と言い切った。

彼女の強さは「再び命を脅かされるかもしれない」という懸念よりも、信念の方を優先させたところだ。将来に対する漠然とした不安から、又は経済的理由で、自分を見失ってはいないか、信念を曲げてはいないか。16才の少女から自分のあり方に対する反省を迫られた。