父、母、その後 (まとめてブログ[1])

父と母のその後を書いておこう。(???)5月4日に叔母様と従姉妹が親子でこちら方面に来るというので、おば様には一度もうちに来て頂いたことがなかったし、自宅に来ていただくことにした。従姉妹は愛知県で、700床の大病院の精神病院の理事長をしている。お父さん(母の弟)から受け継がざるをえなかったのだが、とても謙虚できさくで付き合いやすい。叔母様も両親のことを大変案じてくれて、大変お世話になり、あり難かった。

しかし、ここに難問が。。。お二人とも、特に従姉妹が無類の綺麗好きで、ストレス解消が掃除と整理(捨てられる人)という、私にとってはこの点こそが手に届かない存在の人なのだ。来る二日前から、しぶしぶ?整理を始め、(弁解しておくが、掃除は好きでも嫌いでもない。幸いなことに汚れている所にいるのは嫌いだ。)G.W.中、一人でタイに遊びに行った人の片付けを真似て、せっせと目に付くものを二階や孫のおもちゃ&仏壇がある、ほとんど物置部屋になっている所に移動した。

だけれど、六年間、両親の介護のために目をつむっていた部屋の片付けはなかなかできず、というのもたまには整理しなくてはと思っていた所にくると、どうしても本格的に手を入れてしまうからだ。来る一日前にやっと「後三時間あれば、どうにかなる。」という所まで来た。12時に国立駅で迎えることになっているので、うちを11時過ぎに出るとして、明日は7時に起きれば大丈夫、と思いながら寝た。

つつじの美しい時も今年は早かったです。

さて当日、7時にきちんと目を覚ました。しかし、朝に弱い私は、後30分と思いながら、再び眠りについた。すると、母の「あつこさん!!!」という大きな声で飛び起きた。時計は7時半を指していた。その「あつこさん!」という声は「あ」と「さ」を強く言う独特のイントネーションで、結婚してから私を怒る時は、遠くからでもこう叫び、少し辟易した覚えがある。声も間違いなく母のもの。あまりびっくりして、いっぺんに目が覚めてしまった。お陰で無事、掃除も整理も終わり、叔母に「汚い、汚いと言っていたけれど、普通に綺麗じゃない。」(とても綺麗とは言わなかった)と言わしめたのだ。

後日姉にまた報告したら、「お母様もあの世に行ってからも、気を使って大変ね。」と今まで以上に大笑いしていた。やはり母に感謝するべきだろう。

 

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