可愛い孫の話(2)

孫は女の子だが人形よりも電車が好き。どんなお人形があっても知らんぷりしていた。アメリカの姉からミニーをプレゼントされたが、それも長らく放ってあった。ところがある日、ミニーを大事そうに抱えてきた。「あれっ、どうしたの?」とお母さんに聞いたら、先日親戚のお姉ちゃんがお泊りに来てくれた時、お人形を抱いて寝て、それを見てから自分もお人形を抱くようになった、と面白そうに教えてくれた。

一時孫と遊んでいたが、急に私に睡魔が襲い「ちょっとだけ寝かせてね。」と言って布団を被り横になった。孫は「ばっちゃん」みたいな事を言って(まだ二歳にもなっていない)私をゆすっていたが、これは駄目だとあきらめたのか隣の部屋に行った。少しして帰ってきて布団を開けて私の横に何かを放り込んだ。何だろうと思って見ると、それはミニーの人形だった。一人で寝るのは寂しかろうと思ったのか。。。しばらく笑いがとまらなかった。

ピアノの発表会で頂いた大好きなピンクのバラ。手前は札幌の方から頂いたアクリルの手芸品。

ピアノの発表会で頂いた大好きなピンクのバラ。手前は札幌の方から頂いたアクリルの手芸品。

この話はどこかの孫の話、と思って頂きたい。やはりまだ二歳にならない女の子の話。うちの中をごそごそするのが好きで、その日も引き出しを開けたりしていたずらしていた。そのうちママのところに写真を持ってきた。ママはその写真を見てびっくり。パパとツーショットの女性は自分ではない。女の勘で結婚前に付き合っていた彼女だと思い、帰ってきたパパに聴くとその通りで、処分し損なったのだとか。恐るべし、幼児。よくこの写真の人はこの人と指さしていたそうだけれど、よくぞ見分けた。女の子はやはりママの味方かな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください