色々考えること(1)

新幹線で事件を起こした人は「年金で生活できない」と言っていたらしい。ある時期までは日本は「年金で生活できる」国だった。ところがそれが不可能になった。65歳に引き上げられた時、これは大変なことになったと思ったがたいして騒ぎもなく決まってしまった。結局殺人事件になり、弁護するつもりは毛頭ないけれど、経済的に追い詰められたということは想像できる。

う~ん、疲れたな。

う~ん、疲れたな。

手が足りず子育てが大変な親と子供、一日一食しか食べることができない若者、まだ働けるけれど雇ってもらえない人達、このような人達がどんどん増えているのが現実だ。何かみんながきちんと役割を持って、安心して生きていける組織はできないだろうか?格差社会というからには使い切れないお金を持っている人がいるはずで是非考えてほしい。どこかで判断を間違えてもやり直しができる社会、生き直すチャンスがある社会、そういう社会でこそ人は人間らしく生きることができる。

社会のやさしさの指針は人の痛みをどこまで自分のこととして捉えられるか、自分が誰かの「役にたつ」ことにどれだけ多くの人が喜びを感じられるかだと思う。自己犠牲を言っているのではない。全てはしっかりした自分あってのことだ。(2へ続く)

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