名古屋での勉強

夜の街

夜の街

或る方の講義を聞きたくて名古屋に行ってきた。聞くたびに身につまされる思いがする。今回は「依存と怠惰」に関するお話が深く心に残った。何かあると自分を反省することなしに、すぐ人のせいにする。これも依存の一種。自分は努力しないで又義務を果たさないで、権利ばかり主張する。これは怠惰。そして依存の結果思うとおりにならないと「恨み」を持つようになり、怠惰の結果は「禍根」となってかえってくる。色々なことに当てはめてみても、成程その通りと思った。勿論私自身、注意しなければいけないこととして聞いた。

そこで「おみくじ」のようなものがあり、一緒に行った叔母がひいた。私は以前それで「可」が出て、友達も「可」だったので「可能の可ね。」と言って喜んでいたら、「それって、優、良、可、不可の可よ。」って指摘されてがっくりきたことがあったけれど、叔母はなんと「優」であった。始めて聞いた「優」だった。「優でも説明はそんなにいいことは書いてないのよ。」と言うので読んでもらったら明らかに勤勉を褒められていて、「もっと楽しく過ごす時間を持つように。」とさえ書かれていた。

70を超えたのに本当に病院や倒れたご主人(私の叔父)、孫のためによく働く叔母で、まさに「勤勉」という言葉がぴったり。娘達がいる東京にもせっせと日帰りで来る。さすが神様は良く見てらっしゃる。「依存」と「怠惰」の中に生きた、と思われないよう、今からでも気持ちを引き締めようと反省した名古屋行きだった。

 

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