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美しく洗練されたモダンバレエ

花瓶と花の取合せが見事

花瓶と花の取合せが見事

今テレビで「NHKバレエの饗宴2013」を見た。どれも素晴らしかったが、東京バレエ団のモーリス・ベジャール振り付けの「春の祭典」には衝撃を受けた。音楽が逆にこのバレエのために作られたのか、と錯覚させる程振り付けに存在感があった。またこれ程、現代では訳がわからなくなっている男性性、女性性をしなやかにかつはっきり表しているものはないだろう、と感じた。

東京バレエ団の踊り手達も、よくこの振り付けの意図を理解してほとばしる情念を表現していた。ストランヴィンスキーも、自分の音楽の解釈の目新しさに目を見張っていることだろう。やっぱり芸術って凄い。地球や自然に対する人間の仕打ちにほとほと嫌になることがあるが、今日は、人間しか作り出せない芸術の一つに素直に感動した。

何だか不思議な話

23日の午前中、突然、今日はどうしてもバレエが見たいと思った。自分でも訳がわからないけれど、どうしても見たくなり、母の所に行く予定を日曜日に変えてでも行きたくなり、初台の新国立劇場に出かけた。「ジゼル」を公演していて、少し遅れたけれどとにかく見ることができた。見ている途中で、そう言えば「ジゼル」のことを誰か昨年の夏頃言っていたな、とぼんやり思い出した。

夕暮れをバックにした自然と造形の美

夕暮れをバックにした自然と造形の美

ああ、そうだ、長男の同級生でうちのすぐそばに住んでいるHさんとこのお嬢さん、ずっと前に新国立の研修生に受かったとお母様が喜んでらした。そして去年、「ジゼル」って言ってた様な、と思い、キャストのチラシを見るとH.Cの名前が。。。しかも一人二役(モンナと村人のパ・ド・ドゥ)の日は23日だけ。後出演する日は24日だけ。自分でもこんなことありかな、と思って長男に聞いたら間違いない、ということだった。

帰ってすぐお電話したけれどお帰りになってなくて、今日外出した時に家の前を通りかかったら玄関の前にお母様がいたので、「23日みたわよ。」と叫ぶと(自転車に乗っていて、車が来ていて止まれなかった)「えっ、本当!!」と顔を輝かせて「私も23日行ったのよ」と叫び返してきた。「今度は誘ってね」と怒鳴り返して(すでに遠かったので)通り過ぎた。私にバレーを見に行かせたのは母の愛だったのではないか、と今思う