バリのヒンドゥー教

バリはほとんどの人がヒンドゥー教らしい。「確か最近亡くなったサイババもヒンドゥー教でしたね」と言うと「インドのヒンドゥー教とは違う。バリのは穏やかだ」と言う。お寺に行くと椎茸を重ねた様な屋根のついた塔が何本もあり、それは何かというと神が降りてくる場所で、どこの塔にどの神が降りてくるか決まっている、という。日本だと多分、その椎茸の様な屋根が多くて大きい程、格の高い神、ということになるのだろうけれど、バリで一番偉い神が降りてくる所は何と屋根なし。屋根に入っている部分を比べると一番大きくて入口からは一番奥まっているところにある。(全ての寺でそうかどうかは知らない。私が行った世界遺産の一つの寺の話)

世界遺産になった広大な棚田

世界遺産になった広大な棚田

感心したのは宗教が根付いていて、ヒンドゥー教で大事なことは、と運転手さん二人とも同じ説明をしてくれたこと。笑顔とポジティブ思考が人生には欠かせない。また自然神を信じとても大切に思い扱っている。だからバリには自然災害はない、と言い切った顔を見て「最も強いのは信仰心です」というマザー・テレサの言葉を思い浮かべた。

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