環境問題対策の疑問

世界はもう疑いなく、気候がおかしい。先日でかけた時は菖蒲が咲いていた。菖蒲って五月くらいだから、真逆の季節の花だ。植物も訳がわからなくなっているのだろう、と何だか気の毒になると同時に、これは人間の責任と改めて申し訳ない気がした。今、二酸化炭素の削減が盛んに言われているが、今既に排出されているものをマイナスにもっていくのは、とても難しいのではないか。

異常気象には、森林破戒も大いに関係あると思うのだが、そういう話はあまり出てこない。アマゾン地帯は恐ろしく開発が進み、それに伴って気候も変わり、多くの生物が死に絶えていると聞く。異常気象に向かい合うためには、何か新しい技術を開発するのではなく、今まで人に与えられた環境を大事にし、元にもどしていく、という観点が必要なのではないだろうか。

去年の今日撮りました。が、どこか覚えていない自分が心配。

そこには根底に、人間に与えられた自然への感謝と、しかし大いなる自然は人間にだけ与えられたものではなく他の生物にも与えられたものであるという認識と共感を思い出す必要があるだろう。そうでないと、人間の便利さばかり追った科学は結局、人間を滅ぼす道具であった、ということになってしまう。やはり表面的なことより、それを動かす元の動機、心の在り方が全てを決めていく

ということが最近改めて気づいたことです。

 

 

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