政治に関する最近の感想

今日がとうとうオリンピックの開幕式。シンボルのロゴで躓いてから、これは。。。と思ってきたけれど、やはり最後までドタバタに。テレビで若い女性が「恥ずかしい。」と言っていたけれど、私も日本の人権教育はどうなっているんだろうと思った。世界の人とつながり合う前に、日本の人権意識の低さをどうにかしなければいけないのではないか。女性への、障害者への、不幸な歴史を背負った民族への。みな平等に堂々と生きる権利を生まれながらにして持っている。それをおとしめて見る視線は、最近のあらゆるところで起こっているイジメにつながっていく。

個人個人を攻撃して終わる話ではない、ということをこの五輪の大きな教訓にしなければ、環境的不平等による金メダルの多さだけでは、本来ならば場所もお金も提供して、ありうるはずのリスペクトも得られるわけがない。緊急事態の中で強行した、コロナ感染者が増えた、経済的にも大打撃を受けた、その上、日本という国は人権に対して誠に鈍感な国であったということがバレてしまった。。。(涙)

上級国家公務員試験に受かった人達が、以前は発言力を持ち、計画し、よく練って国を動かしていた。今は変わってしまって少数の政治家の思惑や意見がすぐ通り、国民の総意と反対のことをしたり、うっかりしたことを言い、それが実行に移される前に頓挫したり、何だか日本国民としてとても心もとない。子どもの七人に一人が貧困、ヤングケアラーの問題、女性の自殺の増加、『官製ワーキングプアの女性たち』(本が出てます)全て人権に関わってくる問題でここをしっかり取り組んでほしい。日本の将来の根幹をなす所だから。経済に関しても色々問題があるけれど、これは声を大にして言う人が多いし政治もほっとけない事柄だから、ここでは触れない。

何年か前の水族館の写真。水は涼しげでいいですね。

結論を言うと今の政治界に、女性の立場からしっかり物を言える人が必要ではないか。元気がよくて頭の切れる上野千鶴子さん、物言わぬスポーツ界で自分の意見を発信し続けたJOC元理事、柔道家の山口香さん、オウムに負けなかった勇気ある女性、江川紹子さん、これらの方が所属できる政治団体があって力を合わせてくれたら、どんなにか色々なことが動くと思う。そうしたら私もサポート役として名乗りをあげたい。

 

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