たまには仕事の話(4)

私には頼もしい従兄弟がいて、豊川で叔父から受け継いだ整形外科の病院を経営している。自身もお医者さんで、医院長に着任してすぐに病院の改築、増設をして大きくした。若い時の苦労が生きた、見本の様な人だ。

その従兄弟に電話して、「椎間板ヘルニア」の説明と、自分でもできることが何かあるか聞いてみた。椎間板とは背骨の間にある、文字通り板のようなもので、衝撃とか加齢で飛び出してしまう状態がヘルニア。ヘルニアが起きるのは背骨だけではなく、腸やそけい部でも起きる。

私がF氏の状態を説明すると「まさに椎間板ヘルニアで、うちにも大勢来るよ。」ということなので「でも、腰に痛みは感じないって言うのよ。」と言ったら「腰に痛みがなくて、下肢に痛みやしびれを感じる椎間板ヘルニアの人もいる。」ということだった。ふ~ん、そうなんだ。で、どういう治療があるか聞くと、「痛みに対しては薬や注射で対処して、手術する人もいるけれど、だからといって100%治るわけじゃないんだよ。」という話。「そうそう、Fさんも通院して、薬を処方されたんだけれど、全く変わらなかったからやめた、と言ってたわ。」

撮りたかったのは奥のススキ。(わかんないよね)

勿論彼の病院にはリハビリ病棟があり、そちらで指導もしているので何か自分でできる体操とかある?と聞いたら「低負荷、高頻度」という聞きなれないことを教えてくれた。つまりあまり体に負担をかけない運動を一日のうちで何度もする、ということらしい。意外とこの運動が効く人もいるというので、やり方を教えてもらった。「まず、仰向けに寝て、首を少し上げる、どこも痛くない程度に軽くするのがこつ。これを。5、6回。次にうつ伏せに寝て今度は頭を少し上げる。これも5、6回。一日のうちでこのセットを何回か繰り返すこと。」らしい。

早速次の日、Fさんにコピーした資料を渡し、従兄弟から聞いた話をした。Fさんの第一声は「僕もその従兄弟にかかりたかった。」だった。でも愛知県は遠いしね。その運動を暫くやってみる、というので、気功ヒーリングはお休みにした。また、様子次第で再開、と話し合った。いつも皆さんに「邪気は希望」と言っているように体から邪気が出ていさえすれば、祓えばヒーリングできるわけで、Fさんの腰からも御気棒で押さえていけば、邪気が出てくるので、私はこの方面からも希望は捨てていない。そのこともお話して、また様子を見に来るね、と言って帰ってきた。また何か変化があれば、ここに書いていくつもりです。

もう一つ、Fさんの場合は毎日の仕事に重いものを上げ下げすることが入っているので、症状の原因をいつも作っていることになる。仕事だからやめる訳にもいかないけれど、そのせいで「椎間板ヘルニア」になり下肢が痛む、ということを知ってもらい、腰を意識して仕事する、サポーターを考える、と自衛策を考えて頂ければ、私が関与した甲斐もあると思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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