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ベトナムの交通事情

本で知ってはいたが、ベトナムで道路を横断するのは本当に命懸けだ。信号はある。あっても見ている人はいない。なんのための信号だろう、とつくづく思った。道路にはバイク、バイク、バイクの洪水。渡ろう、と覚悟を決めたら少しでも少なくなった時を見計らって集団で突き進む。バイクは決して止まりはしないが、器用によけて走る。ここで発見した法則。歩く速度を変えてはいけない。走るのも危険だ。バイクがこちらの歩くスピードを見て、”予測”をたて脇をすり抜けるからだ。いる間中、道路を渡るのは怖かった。

ハノイの民家

ハノイの民家

思ったより、空気はよかった。汚染されていてみんながマスクしていることを想像していたのだけれど、雨季のせいかそれ程ではなく、マスクをしていたのは何故か女性ばかりだった。よくみかけたのは、日本のように使い捨てではなく、何度もつかえそうな、布の厚めの柄がついたマスク。しっかりと鼻と口を覆い、とても丈夫そう。日本にもあるといいなと思った。

 

 

ヴェトナム旅行(その1)

商売熱心な陶器屋のおばさん

商売熱心な陶器屋のおばさん

ヴェトナムから帰って5日程たって、やっと体調が元に戻った。最後の日、長男がお腹をやられ、あわや日本に帰れないのではないかと、ほとんど徹夜の気功ヒーリングをして何とか家族全員日本にたどり着いた。辿り着いたのはいいけれど、どうも今度は私が菌を貰ったようで、次の日から大変なことに。幸い長男のようには熱は出ず、最低限の日常はこなすことができたけれど。

とまあ悪い話から旅行記は始まるのだった。ヴェトナムは温度は日本並み。湿度98%の日もあり、毎日猫と犬が降るような雨(スコール)が一回はある。地域を知ってる友達から「三日であせもができるよ。」と言われてきたが納得。なるほど街で日本人の姿はほとんど見なかった。これからは(これからは多分もうないが)私が計画をたてるのだ。明日は最高にaboutな交通事情の話です。

河口湖(その2)

河口湖では「ビジネスホテル上り坂」に泊った。部屋は広いし大浴場もある。朝食もビュッフェスタイルで栄養満点。料金も7千円台。隣の駐車場からは夕方の美しい富士山がよく見えた。[(その1)の写真]

「河口湖食堂」始めは空いていたけれど、すぐ満員に。

「河口湖食堂」始めは空いていたけれど、すぐ満員に。

夕食はすぐ近くの家庭の味満載の食堂へ。安い、美味しい、雰囲気は庶民的で店の人が親切。お腹が空いていたせいもあり、あれもこれもととり、気がついたら1汁7菜。これで1150円。さすがに鮭は食べきれず、用意してあるパックに入れて、持ち帰った。これではダイエットどころではない、と深刻に反省した。(人の、例えば甘い物好きを批判している場合ではない)

見回すと男の人でもせいぜい1汁4菜。もし、東京の物価が高すぎて暮らせなくなったら、富士山も毎日見ていられるし、ここもいいな、なんて考えた。

ポイント消化の旅行

4月と5月で熱海と箱根に行った。ブログを見て下さっている方は、余程この人は旅行が好きなんだな、と思って下さっていると思う。好きは好きだけど、ちょっと違う。実はポイントに追われているのだ。以前はほとんど旅行しなかった。だから自由に行けるポイント制のリゾートクラブなるものに入った。でも母が倒れたり、家族全員忙しかったりで、やはりなかなか行けない。

箱根美術館の庭

箱根美術館の庭

そうこうしているうちに、ポイントの期限が迫ってきた。(一年ごと)捨てるのはもったいないので、慌ててどちらかと言うと少し無理して旅行している。T先生主催のアップルクラブの合宿で使って下さい、といっておいたのにいつの間にか立ち消えになったようで、結局うちがポイント消化目的の旅行をしている。でも不思議と必ず気功の面から見てとても役に立つ所を発見するので、有難いことと思い感謝はしている。「結局旅行して遊んでんじゃん」と思っていらっしゃるT先生、そういう訳なのです。ポイントはまだ消化出来てません。ポイント数は下から2番目なのに。。。

面白い喫茶店

熱海駅を立つ前に、駅前のビルにある、チェーン店ではない普通の喫茶店に入った。で、私はケーキセットを選んだ。すると少し慌てて「どんなケーキがいいですか?こちらで決めてよければそれを持ってきますけれど」と不思議なことを言う。「選べるなら自分で決めたいですけど。」と至極まともな要求をすると、「ではついてきて下さい」というので(ああ、ケーキを作る所は別なんだ)と思いついて行くと、思ったより遠くで着いた所は何とケーキ屋さん。「好きなの選んで下さい」と言われて良く見ると、手に千円札を握りしめている。ガラスケースの中にはヴァラエティ豊かなケーキが。。。(でも値段もかなり幅がある)「どれでもいいんですか?」と聞くと「大丈夫です」との返事。ここでおかしさがこみあげてきて、値段が真ん中位のを選んで先に喫茶店に帰った。

熱海の港

熱海の港

ケーキセットなのでどれを選んでも値段は同じ。ケーキ屋さんと助け合って商売しているんだろう。(東京ではありえへん)と思ったけれど、熱海は熱海のスタイルでいいではないか、何だか面白い経験をしたと感じながら、買って頂いたケーキと出された紅茶を美味しく味わった。

芸術の春

帰京の日は梅林で有名な広大な公園に行った。そこに中山晋平が暮らした家が移築してあり、中に入って音楽家としてのこだわりを持った建築を見ることができた。彼は「シャボン玉」や「砂山」「肩たたき」「背くらべ」等、日本の童謡を沢山作曲している。もう一つは澤田政廣美術館。特に彼なりの現代的仏像が好きだった。彫刻では色はあまり重視されないが、「天人」はとても綺麗なピンクだったし、「蓮華」という仏像の色の使い方も上品だった。

中山晋平の家の中。日本家屋の良き時代

中山晋平の家の中。日本家屋の良き時代

ちょっと贅沢な昼食をとった後(うちにしては)駅の近くの池田満寿夫 佐藤陽子 創作の家に向かった。池田満寿夫夫妻が死ぬまで15年住んでいた家で、芸術家らしい意匠に満ちた家だった。videoを居間で見ることができたが、佐藤さんが池田からのlove lettersなどを見せながら愛の日々を延々と語る内容で、芸術への思いを聞くことができるのかと思っていた私は多少ずっこけたが、いわゆる不倫恋愛も正々堂々としていれば成就するのだな、純粋さが鍵かな、と妙に納得した。期待してなかった割には充実した旅だった。(To be continued)

熱海へ小旅行

貫禄の大楠

貫禄の大楠

家族と熱海へ一泊の小旅行に出かけた。とにかく二日間天気が良くて、新緑が綺麗で気持ちよかった。来宮神社(きのみやじんじゃ)の大楠は二千年経っていると言われ、ある方面から手をかざすと気がびんびんと伝わってきた。一周すると願い事が叶うそうで、「お金持ちになりますように」などと祈らないで、「私の気功が皆様の役にたちますように」と祈る偉い私でした。(どや顔)

でもここからが面白くて、ホテルで息子が「アバター見てないのか」とDVDを借りてきてくれて夢中で見てしまった。なんだ、アメリカは自分達がしていることがわかっているではないか、という映画だった。でも今考えてみると「天空の城ラピュタ」「Road of The Ring」と重なる部分が多分にあった。罪人が「もう弱りきっている」地球に帰らされる場面は笑ってしまった。

12時(夜中)にもう少し新聞が読みたくて下に降りて行ったら小学生が一人で卓球台にいて玉を突いていたので、思わず「少しだけね」と言って相手をしてしまった。羽根突きみたいに玉を上げてしまうので、「違うよ、横からかぶせる様にして打つの」と教えたらどんどん上手くなり、子供はすごいな、と感心したが20分程で夜中であったことを思い出して慌ててやめた。朝、うちの者から「大馬鹿者だ」と言われた。To be continued.

 

富士へ

一泊二日で富士へ(富士山ではない)行ってきた。午後用事があったのでどう考えても日帰りができたのに、富士山の近くにいたくて一泊した。けれど心掛けが悪かったのか二日とも7合目位から下しか姿を見せてくれなかった。でも午前中、富士市立博物館と歴史民俗博物館、屋外の移築した建物や古墳を見ることができ、新緑の中広い敷地を歩き回れたのはそれなりに楽しかった。

今年は色々な花が一度に咲いた

今年は色々な花が一度に咲いた

午後は講演会に出席した。気功とも関係あるもので、私の中では楽しみというより仕事の一つなのだが、家族は「一人で遊んできた」という雰囲気。気功が世間で本当の理解がえられるのは遥か先と感じているけれど、家族が気功を私の仕事として認めるのはそれよりもっと先だろう、と覚悟した。主婦はこうあるべき、という思い込みは恐ろしい。そういう枠にはまることが出来ない私を見ている家族も、結構しんどいかもしれない。

もう少しバリのinformation

運転手さんにバリのThe best season(一番いい季節)はいつかと聞くと、9月と10月と一人の方は言った。何故かと聞くと「花が咲き乱れ、とても綺麗」と。もう一人の方は8月。「波が高くなりサーフィンに最高」と。ではThe worst seasonは?と聞いたら二人とも12月から1月にかけて、と言った。つまりクリスマスから日本の正月にかけてということらしい。もの凄い人が押しかけて車が全然進まないようだ。確かにバリの道路は日本と同じで大変狭い。2月でさえ、都市部に近づくと渋滞を経験した。

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世界遺産に登録されたパクリサン河川流域にある「グヌンカウィ遺跡」ヒロちゃんツアーで行きました。

このまま行くと北京の二の舞にならないか、と心配したけれどバリは道路の直ぐ側に森が続いているところが多いので、恐らは杞憂だろう。(ことを願う)二人の運転手さんがバリをとても愛していて、このまま変わらないことを願っていたのが非常に印象的だった。バリのファンになった私も同感です。

バリに関するインフォ

バリはビザがいる。日本の出国時に25US$、バリ出国時には150000ルピア(日本円で約1500円)がいる。ルピアを用意しておかないと面倒なことになるので始めからとっておいた方がいい。観光タクシーは日本から予約して「世界遺産巡りコース」が8:30から夜10:00まで、4箇所行って昼食、夕食付きで二人で一万三千円。他の日は一時間10$の約束でダンス系を見て回った。こちらは4人まで同じ値段なので、グループで行くと割安感があると思う。これは食事は勿論つかないが好きな所に連れて行ってくれる。

ヒンドゥー教の塔群。ここの屋根は四角い。

ヒンドゥー教の塔群。ここの屋根は四角い。

交 通費は安いのだが、レストラン、お店は観光客用だったのか、日本と同じかへたすると高い位。デンパサール空港前のマクドナルドは日本の方が安い。チップは 5000ルピア以上、と何かに書いてあったので、ちょっとしたことには1ドルを渡していたが十分だったようだ。銀製品は工芸品で一万円位で素晴らしい物が あり欲しかったけれど、予算がなくて断念。もう少し余裕をみて持って行けばよかった。雨季と乾期があり二月は雨季なのだけれど一日だけ夕方ぱらっと降った だけで、あとは天気には恵まれた。赤道直下ということで暑さを覚悟したが、建物の中に入ったり、少し高い所に行くと風が気持ち良く、日本の夏の方が余程過 ごしにくい。世界中が同じような風景になっていく中、異文化体験ができ人は温かく、期待していた以上の旅となった。