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気功、その後の報告

先日Fさんのことを書きました。それから一週間程後に気になって、お店に顔をだしました。その時、お店の外でてきぱき働いていました。「あれからどうですか?」と聞くと「ああ、すっかりいい、とまではいかないけれど、大分いい。」と嬉しいお返事が返ってきました。「よかった~、体操している?」「勿論、毎日してるよ。」ということでした。まだ従兄弟に報告していないけれど、近々報告しなければと思っています。今回は気功、上のスピリチュアル・ヒーラー、この世のお医者さんの連携プレーと私は思っています。

現在は昔と違って、原因が単純ではなく複雑になっていて、西洋医学で原因不明だと、難病または加齢(涙)のせいにされます。それでやはり、こちらとしても色々な手段を用いて、病や症状に対処した方がいいというのが私の考えです。今回の場合は始めからお医者さんは「脊椎狭窄症」という診断を出していましたが、それがFさんは足の痛みと結びつかなくて、何ヵ月も痛みと向き合いました。

前に出した写真ですが木がYYしているのが好きで再掲載です。

今回感じたのは、病気も原因がわからない、となると不安が余計大きくなるということです。ヒーリングにいらした方に、気功で邪気のある所を伝えると「どこも悪くない、とお医者さんに言われて余計苦しかった。わかってくれて嬉しい。」と何人の方にも言われました。Fさんの場合、邪気のあるところは腰、痛みは足と邪気の在りかと痛みが食い違った始めてのケースでしたが、そこで投げ出さずによかった、というのも邪気は「本当の原因のあるところ」を教えてくれる、ということもわかったからです。

やはり長く続けていると「経験と感動」を沢山して学ぶことも多い、という実感をもてました。コロナでクラスの存続も危ないですが、ヒーリングは続けるし、クラスもできるだけ続けていこうと改めて思いました。

 

たまには仕事の話(4)

私には頼もしい従兄弟がいて、豊川で叔父から受け継いだ整形外科の病院を経営している。自身もお医者さんで、医院長に着任してすぐに病院の改築、増設をして大きくした。若い時の苦労が生きた、見本の様な人だ。

その従兄弟に電話して、「椎間板ヘルニア」の説明と、自分でもできることが何かあるか聞いてみた。椎間板とは背骨の間にある、文字通り板のようなもので、衝撃とか加齢で飛び出してしまう状態がヘルニア。ヘルニアが起きるのは背骨だけではなく、腸やそけい部でも起きる。

私がF氏の状態を説明すると「まさに椎間板ヘルニアで、うちにも大勢来るよ。」ということなので「でも、腰に痛みは感じないって言うのよ。」と言ったら「腰に痛みがなくて、下肢に痛みやしびれを感じる椎間板ヘルニアの人もいる。」ということだった。ふ~ん、そうなんだ。で、どういう治療があるか聞くと、「痛みに対しては薬や注射で対処して、手術する人もいるけれど、だからといって100%治るわけじゃないんだよ。」という話。「そうそう、Fさんも通院して、薬を処方されたんだけれど、全く変わらなかったからやめた、と言ってたわ。」

撮りたかったのは奥のススキ。(わかんないよね)

勿論彼の病院にはリハビリ病棟があり、そちらで指導もしているので何か自分でできる体操とかある?と聞いたら「低負荷、高頻度」という聞きなれないことを教えてくれた。つまりあまり体に負担をかけない運動を一日のうちで何度もする、ということらしい。意外とこの運動が効く人もいるというので、やり方を教えてもらった。「まず、仰向けに寝て、首を少し上げる、どこも痛くない程度に軽くするのがこつ。これを。5、6回。次にうつ伏せに寝て今度は頭を少し上げる。これも5、6回。一日のうちでこのセットを何回か繰り返すこと。」らしい。

早速次の日、Fさんにコピーした資料を渡し、従兄弟から聞いた話をした。Fさんの第一声は「僕もその従兄弟にかかりたかった。」だった。でも愛知県は遠いしね。その運動を暫くやってみる、というので、気功ヒーリングはお休みにした。また、様子次第で再開、と話し合った。いつも皆さんに「邪気は希望」と言っているように体から邪気が出ていさえすれば、祓えばヒーリングできるわけで、Fさんの腰からも御気棒で押さえていけば、邪気が出てくるので、私はこの方面からも希望は捨てていない。そのこともお話して、また様子を見に来るね、と言って帰ってきた。また何か変化があれば、ここに書いていくつもりです。

もう一つ、Fさんの場合は毎日の仕事に重いものを上げ下げすることが入っているので、症状の原因をいつも作っていることになる。仕事だからやめる訳にもいかないけれど、そのせいで「椎間板ヘルニア」になり下肢が痛む、ということを知ってもらい、腰を意識して仕事する、サポーターを考える、と自衛策を考えて頂ければ、私が関与した甲斐もあると思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまには仕事の話(2)

(1)を書いてから、「次はどうなるの?」と三人の方から聞かれて少々困っている。別にこれと言っ、て目を見張るような奇跡が起きたわけではないから。むしろ、がっかりさせるようなことになるかもしれない。とにかく続きを。

「何だか膝から下が痺れだして。」とFさんが言い出して、私は「25年以上気功ヒーリングをしていて、状態が悪い方に向かった人は一人もいませんから、大丈夫です。」と言ったものの、とにかくこちらも経験がない症状で頭を抱えてしまった。何か大きなミスをしているのか?どうしようかな?これだけヒーリングをして、状態が変わらない人は今までいなかったし。。。

最近撮った中では一番綺麗にとれました。場所は立川S記念公園。

考えながら、メモをとるために「スピリチュアルごよみ」を一枚破り、何気なく下にあるメッセージを読んだ。それがこれ、「人に寄り添う時は大我(相手のことを考える)でなければいけない。小我(自分の都合だけを考える)で当たれば本当の癒しにはならない」あれっ、食に関してのことが多い中で、これをみるなんて。今の自分に対するメッセージに違いない、と感じた。では、とことん付き合うしかない、でも原因が腰と思っていたけど、違っていたらどうしよう、と悩みながらその日は終わった。(to be continued)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまには仕事の話(1)

うっそみたい。この前八月が終わったと思ったら、もう九月が終わる。ついこの前まで猛暑だったのに、いきなり涼しくなる。日本の気候には「段々」という言葉がなくなってしまったのでは。東京のコロナは行きつ戻りつ。コロナ禍と経済のバランスでこれは当然だけれど、何だか江戸時代、農民に対して行なわれた政策「生かさぬよう、殺さぬよう」という言葉が浮かんだ。菌に対しても人に対しても「生かさぬよう、殺さぬよう」ナンチャッテ。

では、真面目に仕事のお話。今年に入ってまともに仕事できていないが、とにかく気功のクラスを始めてから丸八年経った。早いな~。時々、もうここら辺で、と思ったこともあったけれど、そうすると何故か続けざるを得ないことが起きて、ここまできてしまった。という回顧話はおいといて、つい最近私にしては、本当に驚くことがあった。「打たれたような感激」とでも言おうか、でも周りの人に話してもいまいちピンとこないようなので、全く個人的な体験には間違いない。

手前のお花は曼珠沙華。別名彼岸花。お墓参りできなかったので写真でご先祖に捧げます。

KIRAKU気功ヒーリングでは、「邪気」というのがすごく大切で、体にある邪気をみつけ、これを取り除くことによってヒーリングしている。そして、原則的に痛みがある所には邪気があり、邪気が出ている邪気点をご気棒で押さえると飛び上がるほど痛い、そこから邪気を出して、手で祓っていくことでヒーリングを行なってきた。これは先生から教えられた大原則で私も20年以上、なんの例外もなく、また何ら疑うこともせずやってきた。

ところが、ここに来て近所のFさんから頼まれてヒーリングを始めたのだけれど、始めからわからないことだらけだった。主訴は「足がももから膝にかけて、すごく痛い。立っていられない。座ると良くなるけれど、立って仕事すると又痛む。」「お医者さんに行ったら、脊椎間狭窄症と言われて、薬を何ヶ月も飲んだり膏薬を貼ったりしたけれど、一向に良くならない。」ということだった。手で邪気のありかを探ったら、確かに腰から出ているけれど、太ももからは出ていない。だけれど、本人は腰に痛みはないと言う。えっ、どういうこと?

そういえばずーっと前、腰の痛みを訴えて来られた方を、やってもやっても良くならず、「一度内臓も病院で見てもらってください。」と言ったら本当に胃がんになっていて、胃を切除したら腰の痛みが見事に消えた、ということがあった。Fさんは下腹部から邪気が出ていたので、「いつか、きちんと検査してください。」と一応言っておいたが、それでも邪気の在りかと痛みがちぐはぐで、訳がわからないまま回数だけこなしていった。(途中から代金は頂かなかった)というのも、腰をヒーリングすると、それなりの邪気が出てきたので、これが取りきれれば何とかなるのでは、という気持ちがあった。(to be continued)

 

 

 

 

 

 

 

コロナ時代の気功

何度か書いていると思うが、気功ではウイルスを殺すことはできない。でも、コロナワクチンができていないので打つ手なし、というのは他のことでも同じかも。気を常に出すことにより、コロナウイルスを寄せ付けない、ということはできると思う。今のところ私はいつも熱が36度以下で、低体温動物になってしまったかと心配している。あまり体温が低いと免疫機能が落ちるようで、それはそれで心配だ。どこでも一万円ほどする(お値段が高い)体温計でおでこで測るが、私はすごく汗っかきで、汗を拭った状態で体温を測ると、気化熱のせいで体温が低く出るのではないかと思っている。

いつも忙しく、優雅に咲いている花は別世界です。

もとい(古っ!)気功のはなし。当たり前と言えば当たり前だけれど、私は気功に大きな信頼を置いている。気功を知る前は、色々な病気をして、今でもそうだけれど喉が弱いせいで、以前は少し疲れるとすぐ喉風邪をひいた。疲れやすくもあり、よくぞ男の子を三人生み育てたと思う。(これに関しては自分を誉めてあげたい)亡き両親がとても助けてくれた。今更ながら御礼を言う。しかししかし、気功を身につけてからは「元気ですね。」とか「よくそれだけ動き回れますね。」とかしょっちゅう言われる。親戚の叔母は、私が幼稚園生と競争して山を降り、負けて悔しがっていたら「貴子さん、年を考えてあまり本気で、飛んだり跳ねたりしない方がいいわよ。」と真顔でおっしゃった。競争に負けたのは本当だけれど悔しがったのは勿論、お芝居。久しぶりに大声で笑った。

その気功を教え始めてもうすぐ八年になる。なかなか楽しくて、私自身も勉強になったけれど、ここにきてコロナが。。。気功は遠隔ではどうにも教えることも、ヒーリングもできない。気の出方とか様子を見ながら指導しているので。遠隔(アブセント)ヒーリングは可能だけれど、これは気功とは別物。なんとかクラスは6月は行なったが、東京はまたぞろ増えてきて7月はどうなるかわからない。世界は益々ひどい。

あわよくば、気功で生計をたてられるくらい、これから頑張ろうという気もあったが、今はどこかに勤めてmaking money して、気功は天職にしようかなと考え始めた。スピリチュアリズムによると、適職は食べるための仕事、天職はお金にはならなくとも、自分の魂に気持ちいいこと、とE氏は定義されている。適職と天職が一緒の人は余程幸せな人で、その幸せな人になろうと思ったけれど、コロナで水を差された感じになってしまった。で、一度クラスは冬は休止にしようかと考えています。

クラスにずっと来て下さっている方は、かなり気功ヒーリングができるようになった。実践が足りないのでそこだけは自信をもって、片っ端から周りの人にやってあげてほしい。困ってしまったら、いつでも連絡して下されば相談にのるし、アドヴァイスもします。またうちでいままで通りヒーリングもします。

完全に気功を教えることを止めるつもりはない。セルフ・ヒーリングができるこんなすぐれものを、多くの人に伝えたい、という気持ちは常にあるし、クラスに来られた方も気功をどんどん広めてほしい。いくらなんでも本は今年中には出るだろうし、そしたら、また新たな動きがあるかもしれない。

という訳で、これは途中経過報告でした。詳しくは「気功教室」をご覧ください。(今日は遅くなったので、明日、記事を整えます。)

 

 

気功ヒーリング(3)

クラスの方の自己、或いは他者ヒーリングを紹介してきたが、勿論我がKIRAKUでもヒーリングを行っている。最近、神奈川相模原市から来ていらっしゃる方が、ヒーリングの後の様子をメールで知らせてきてくれたので、承諾を取ってヒーリングに関係ある部分だけを掲載させていただく。今回の開始は7月21日。

7/21〈今日はお世話になりました。だいぶからだが軽くなりました。〉7/22〈お陰様で今日は心身ともにハッピーです。有難うございます。〉7/28 9時21分〈昨日はお世話になりました。今回はお邪魔する前日にけっこう睡眠をとりました。 帰宅時には体がだいぶらくになりました。今朝は昔負傷した目から、やや目やにが...なんだか悪いものが出てきたかんじでした。貴方のパワーかなりアップされてますね!〉7/28 12時18分〈体調ですが・・・数ヶ月ぶりに良好で嬉しいです。〉

鉄っちゃんへ。何線でしょう?わっかるかな?

鉄っちゃんへ。何線でしょう?わっかるかな?

こうしたメールを頂くと、私もとても励みになる。これまでも「長年悩んでいたものが嘘のようになくなってしまった。」とか「やってもらってから、それ以来痛みがない。」とおっしゃって頂いたことはよくあるが、なかなか記録として残せないでいた。(ただの怠慢、という話もある)

時々、なんでこんな道に入ってしまったのかなぁ、他にも色々あっただろうにと思うのだけれど、一つは母方の親戚の多くが医者をしていることと関係あるのではないか、と思う。姉と三男も医療統計を研究しているし。。。何かに導かれたような気もする。とにかく喜んでくださる方がいる限り続けていくことになるだろう。今後ともよろしくお願いします。

気功ヒーリング(2)

国立二期の方でHさんは、お母様と一緒に暮らしていらっしゃる。クラスと平行して家にヒーリングに来て下さった。始めは夫々ヒーリングしていた。少し早いかなと思いつつ、せっかくなので、Hさんにお母様のどこらへんをすればいいかアドヴァイスしながらヒーリングを二回ほどした。

ここからが彼女の見上げたところなのだが、自分のことはさておき、毎日お母様にヒーリングしてさしあげた。そしてお母様といらして三回目の時、座っている姿が始めよりうんと背中が伸びて真っ直ぐの様な気がした。随分姿勢がよくなられたな、と思った。そして帰る時、前は持っていた杖をもたないですたすた歩かれた!ここでようやく「お母様、大分よくなられましたね。」と言うと「そうなんです。毎日しました。」というお返事がかえってきた。

夫婦杉のご神木。やさしくも強い気を放っている。

夫婦杉のご神木。やさしくも強い気を放っている。

Hさんのお母様への愛情が基本にあることは間違いない。またお二人とも精神世界にかなり詳しく、気功に対してありがちな偏見、疑いを全く持っていなかったことも大きな要因と思う。(前回紹介したFさんも同じく精神世界に造詣が深い)技術的にはFさんもHさんも共通して言えることは「毎日行った」ということで、特に慢性の方はできたら毎日行った方がいい、と私も勉強になった。勿論これまでも慢性の方もきちんと改善されているが、時間がかかったことは否めない。やはりできることならKIRAKU気功教室にきて、自己ヒーリング、他者ヒーリングを身につけて、自分でも常日頃行った方が早い、という宣伝も兼ねての報告でした。

気功ヒーリング(1)

クラスは外でしているが、ヒーリングは家でしている。いつかはきちんとヒーリングする場所を外に持ちたいと宝くじが当たる日を心待ちにしているのだが、なかなか当たらない。主にクラスに来て下さっている方を対象にヒーリングしているのだが、最近はっきりと効果があった例を書いておこうと思う。

ちょっとオシャレな街の景色

ちょっとオシャレな街の景色

Fさんは(「本当のことなので実名でもいいですよ。」と言って下さったが個人情報保護のため)手の親指に腫瘍ができた。悪性か良性かの検査も細胞診が必要で、かなり大変と落ち込んでいらした。手をかざすと邪気が感じられたので、とにかくこの邪気を取る努力を、ということでその場でヒーリングした上で、うちでもしょっちゅう自己ヒーリングするようにとやり方を指導した。まじめなFさんはうちでしっかり自己ヒーリングして、次にいらした時に「腫瘍が大分小さくなり、比例して痛みも少なくなりました。」とおっしゃるので、「今油断してはいけません。引き続き頑張ってください。」とアドヴァイスした。その次のヒーリングは火曜日だった。その時「先週の木曜日消滅しました。痛みも全くありません。」と喜んで報告して下さった。

とても嬉しかった。私自身は気の力の不思議さ、効果に驚きこれを何とか皆さんにお伝えしたいと思い活動してきた。が組織もなくバックもなく(天の助けとか助けてくれる人の存在は感じていて感謝しているのだけれど)いつも「いつまで続けられるのかな」という思いはある。(最近わかってきたのだけれど、自営の人はいつもこの心境だろうと思う)でもたまにこういうことがあると、「やっててよかったな、ルンルン」と嬉しくなる単純な私であった。

見事に自己ヒーリングしたFさん、どんどん自信をつけて今度は他者ヒーリングに挑んでいただきたい。明日はもうお一方、同居のご家族のヒーリングに頑張っている人のお話。

太陽エネルギーの取り入れ

11月になると忙しくなるので、太陽エネルギーの取り入れを八王子小宮公園で行った。小宮公園は思っていたよりずっと広く、山全体が公園になっていて本当に久しぶりに木々の匂いを吸うことができた。小鳥が絶えず鳴き、赤い実が木にたわわになっていたり、色々な花や管理事務所ではどんぐりを何種類も見ることができた。一応「都」と名前がつくところで、こんな自然に触れられることが驚きだった。駅からもそう遠くない。

里山はまだ残っていた。バンザイ!

里山はまだ残っていた。バンザイ!

ドングリの説明を聞いた時、「どれが食べられますか?」と伺うと小さなドングリばかり指して「これ等はあまり灰汁抜きしなくて大丈夫です。」と言うので「こちらの大きいのは駄目ですか?」と聞くと「それはかなり頑張らないと食べにくいです」という答えだったので、「そうですか」と残念がった。すると、「ドングリをそういう基準で見る方も少ないので」と困惑顔された。すかさずクラスの方が「いえ、非常時には大事なことですので。」と助けて下さった。有難う。

気功の真面目な話

この前気功はあせらないで、と書いたけれど生徒として来て下さっている方にあせらせているのは自分かもしれない、と反省した。何事も本当に基礎がしっかりできていることが必要。邪気のありかがどこにあるか分かる前に、きちんと複式呼吸で気を出していることが大事で、それには毎日気功式やDog Breathをすること。私は台所に立った時は必ず腹式呼吸をするように心掛けた。

それでも自分の気すら感じない日が続いた。天河神社で気の柱に触れたのをきっかけに、まず自分の気の存在がわかるようになった。更に気を出す訓練を続けていたらそのうち、人の邪気のありかが分かるようになってきた。それから色々な問題を抱えた人達のヒーリングを15年程こなし、ここ5年くらいでやっと自分の気功といえるものを確立した。

秋恒例の白団扇

秋恒例の白団扇

20年と言うと長いが、その間、自分の力量に応じてヒーリングしてきたわけで、こつこつと気の力を伸ばしてきた。がっかりするかもしれないけれど気の世界では免許もゴールもない。でも他人と比べる必要もなく努力しただけのことは返ってくる世界であり、自分と周りの人に役に立つ技術なので「千里の道も一歩から」という思いで修得してほしい。

私は歩もうとしている方には、もう必要ない、と言われるまで伴走しますので、その点は安心して頂きたい。