笑い話」タグアーカイブ

閑話休題(1)

気功の話が続いたので、話題を変えようと思う。私の母はシャクリーという会社の栄養補給食品であるプロテインを愛飲し、皆さんに勧めることを仕事としていた。母が亡くなって私が引き継ぐか、という話もあった。でも、母が始めた頃はサプリメントは珍しかったけれど今は世に溢れんばかりにあるし、私は母のような営業はできないと思い、母のボスであったYさんに全てをお任せした。息子達も母に小さい頃から飲まされて、そのせいか入院するほどの病気は一度もなかったけれど、夫々独立して母も亡くなり自然と遠ざかってしまった。

三男は転職を何度かしたが、今も会社員で副業もしていて忙しく、自分でご版を作ることはほとんどないようだ。心配で時々食品を送っているが、珍しく彼から「プロテインを送ってほしい。」と連絡があった。都内の会社でコロナが流行りだしてから、ず~っとテレワークだと聞いていた。外食も面倒になったのかな、と思い少し時間がかかったけれど、やっと送った。

あまり聞きなれない花。影は私(笑)

でも、2,3日しても「着いた。」とメールがこない。おかしいな、次の日には届けてくれるはずだけれど、と思って4日めの朝、遂にこちらから電話した。珍しく直ぐ出た。けれど寝ぼけたような声。思わず、「あんた、何してんの。荷物は届いたの?今何時だと思ってるの?寝ぼけた様な声をして!」と外だったせいもあり、遠慮なく怒鳴った。すると冷静な声で「お母さん、今会社だけど。」!!!ひぇ~やっちゃった。周りに聞こえたかしら。すると「荷物、届いてないよ。前の住所に送ったんじゃない?」と言われた。えっ、まさか、でもそうかも、大慌てで送ったし、と伝票を調べてみると、ピンポ~ン、今、文京区に住んでいるのに川崎に送っていた。

電話をする気力もなく、メールで自分が間違えていたこと、郵便局に申し出て、送り直してもらったことを伝えた。前なら、またそそっかしいことしてしまった、で済んだけれど今は、「ボケたかな。」と自分のことを心配しなければいけないのが悲しい。まあ、まずは慌てて何かやらないことだ。息子からは次の日、「荷物、着いたよ。」のメールが来た。お手数かけた郵便局の方々、有難うございました。

物品引き寄せ?

ある時から、ふと欲しいと思ったものが手に入るという話は前に書いたと思うけれど、それは相変わらず続いている。と言っても別に羨ましがられる話ではなく、いわゆるlittle things(小さな物ばかり)である。でも最近タイミングが少し狂うことが時々ある。

見たことがない演目で、主役が知らない方ではなかったので久しぶりにオペラの券を買った。次の日、お稽古事をしている先生から「招待券あげます。」と言われあり難く頂くことにした。その時は気づかなかったけれど、日が近づいてよく見たら、会場違いの同じオペラ。「あっ、後一日待てば。。。」と思ったけれど遅かりし。頂いた方の会場に行き主役や先生の美声を堪能し、購入した券は声楽をしているお嬢さんに差し上げた。役にたってよかった。

我が家にきたお雛様。写真が下手でごめんなさい。

我が家にきたお雛様。写真が下手でごめんなさい。

お正月に松まえ漬けを作った。その汁がまだたくさんあり、冷蔵庫にスルメもあったので、これはもう一度作れる。乾燥しためかぶが欲しい、と探していたが汁、スルメ、昆布のセットでしか売っていない。ある日しびれを切らしてセットで買った。次の日お隣の方をお呼びして、孫のために買ったお雛様を見ていただいた。お土産を持って来てくださった。果物、レモン、おぼろ昆布、と見たところで何故か「これは絶対入っている」と確信してもう一つの袋を見ると。。。あんなに欲しかった乾燥めかぶが、出てきた。後一日待てば、と先月思ったことを又思った。

何かにからかわれているのかな、という気がしないでもないが、私よりも声楽で未来ある若い人が先輩達のアリアを聞けたり、予定の二倍の松まえ漬けも結構おいしいし、ま、めでたしめでたしということにしておこう。

ご心配おかけしました

久し振りのブログです。expire(期限切れ)に気が付かずHPが封鎖されてしまいました。気がついた時は既に遅し、で又同時に独自ドメインも同じくexpireしていて、手続きに時間がかかってしまいました。心配して連絡して頂いた方達もいて、誠に申し訳ありませんでした。まだまだ仕事が板についていない、と反省すると同時に一年もたったのだな、という感慨もあります。どこまで続けられるかとこの一年思ってきましたので。お詫びに親戚とお友達に最近一番笑って頂いた話を載せておきます。

立川に来てくれたねぶた祭り

立川に来てくれたねぶた祭り

三年前、我が家では始めて新車を買おうということになり、プリウスを買った。ガソリンと電気両方を使って動くので、それまでと比べ物にならないほど燃費がいい。感激して色々な人に「本当に嘘の様にガソリンを入れなくていい」と言っていた。最近、また私が電話で友達にプリウスのことを話しているのを偶然長男が聞いていた。電話を切った途端、長男に言われた。「お母さん、いくらプリウスでもガソリンを入れなくてそんなに走る訳ないじゃない。俺も使っているから悪いと思って、時々入れてんだよ。全くおめでたいな。」な~んだ、そうかと納得。確かにおめでたい母ではあった。

私の作る笑い話 Ⅱ

死刑廃止論を支持するグループがあり、私は冤罪で長期間拘留される、或いは無実なのに死刑にされるのは絶対おかしい、という思いから関わっている。ただ明らかに殺人を犯したり、酷い殺し方をしたことがわかっている被告に対しては遺族の感情を考えると。。。というところもあるが、「死ぬまで刑務所で働いて償わせる」のが妥当ではないかと思っている。ここまでは真剣な話。

小手毬(こでまり)も咲き乱れ

小手毬(こでまり)も咲き乱れ

このグループの集会に顔を出すと、あの瀬戸内寂聴さんも来ていて「仏教者の立場から、いかなる人でも死刑は反対」と明確な意見をおっしゃった。質問の時間に私は「大量殺人した人でもめん罪の人でも同じように死刑反対ですか?」と聞いた。瀬戸内さんは司会者に「めん罪って何?」と聞いて司会者は「えん罪の間違いではないでしょうか?」と言った。あっ、やってしまった、と思ったけれど遅かりし。瀬戸内さんは「どんな人でも強制的に命を終わらせることには反対。他殺も自殺も」と答えて下さりその潔さが印象に残った。みんな私の間違い早く忘れてくれないかな、と願ったのにその次のパンフレットから冤罪の上に「えんざい」と振り仮名がつき二度目の赤面をした。大学の名誉のためにもどこの文学部を出たかは決して言えない。

私が作る笑い話

私が作る笑い話は、私が創作する笑い話ではない。私が生きていく中で生まれてしまった笑い話だ。例えば昨日、今まで撮った写真が全てmemory cardから消えてしまった。驚いてカメラを買った所に行って見てもらった。店員さん「確かに全て消えてますね」私「えっ、やっぱりそうですか?戻りますか?」悲しそうな顔をしてくれて「無理ですね」私「どうして消えちゃったのですか?」「それはおたく様が消したからです」どうやら「全て消す」を誤って押してしまったようだ。。。ひたすら悲しい。

街の夕暮れ

街の夕暮れ

勤めていた時はよくスキーに行った。たまたまリフトで高校生位にみえるお兄さんと乗り合わせ、スキー談義に花が咲き、良く行くスキー場だったので「あそこはこぶがたくさんある」とか「あちらのスロープは中級者には滑りやすい」と教えて差し上げた。にこにこして聞いていて降りる時「僕ここでスキーインストラクターしてるんですよ。お気をつけて滑ってください」と言われ赤面and唖然とした。さて、さんざん滑って帰ろうとしていた時、そのお兄さん、どこからともなく寄ってきて「もっとしっかり前傾姿勢をとらないと勾配がきつくなると滑れませんよ」と親切にご指摘くださった。またまた赤面の一幕だった。