「死」に対する考え方

昔から「面白い人」と言われてきたが、自分ではどういう風に面白いのだかよくわからない。ただ自分でも変わっているかな、と思ったのは幼稚園くらいの時に「死ぬということは自分が全てなくなってしまうことなんだな、なんて怖いことなんだろう。こう考えている自分もなくなってしまうんだ」と寝る前に必ず思ったことだ。

梅一輪一輪ほどの暖かさ

梅一輪一輪ほどの暖かさ

ところがここ五年くらいのこどだけれど「魂は不滅」という考えが思考に定着してから「死」に対する考えはがらりと変わった。いつか訪れるもの、でも「私」が全てなくなるわけではないと冷静に思えるようになってきた。でもまだ自分自身に対しての話。震災で身内を亡くした遺族の方の記事を読むと、どんなに辛かっただろうと涙してしまう。やはり現世にいる者にとってあの世は遠い。でも信じている。犠牲になった方たちの遺された者への魂の応援を。

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