アメリカで作った料理

アメリカに豊富にあるのは、トマト、ジャガイモ、玉ねぎで息子の冷蔵庫にはバターとコンソメスープがあった。コンソメスープは味が薄くて使いやすい。これはニース風野菜煮込みしかない、と思い、それを朝食のため夜作っておいた。今回、アメリカに行った最後の朝食のために。

トマトは日本では大きいのを使うのだが、アメリカではミニトマトしか見当たらず面倒なこと、この上なかったが、とにかく作った。作り方はとても簡単で、トマト、ジャガイモは薄く輪切りにし、玉ねぎも半分に切ってから端から3ミリ位の薄切りにしておく。鍋に始めにバターを所々において、薄切りにした野菜をジャガイモ、玉ねぎ、トマトのじゅんに重ねて、そこにお塩をぱらぱらとふる。またバターを所々置いて、野菜を重ねていくということを3回程繰り返す。薄切りと書いたが、少しくらい厚くても味に変わりはない。最後に水か塩味の薄いコンソメスープを底から1,2cm入れてから火にかける。必ず落とし蓋かクッキングシートをかぶせる。

自然に野菜からも水分が出て、ことこと煮た感じになる。あまり強火にしたり、長く煮すぎると、一番底のジャガイモが焦げてしまうので、要注意。でも近くにいると、すぐ匂うので、普通は気がつくのでそんなに神経質になる必要もない。

塩味が強すぎると、手直しが大変なので、ぱらぱらと振る程度にする。何度か作ると加減がわかってくる。ベーコンとかソーセージを入れなくてもこくのあるいい味に仕上がる。その時はバターは有塩をつかったので、お塩は大分控えた。私は野菜の割合を決めてないので、トマトが多いと、少し酸っぱめ、玉ねぎが多いと甘めになり、何回作っても違う味になり、あきない。

お姉ちゃんが船内で撮った弟。師のパクリでもある。

塩味があまりに薄い時は、好みでソースをかけてもおいしく食べられる。この料理はトマトが熟し過ぎていてもできるので、野菜を消化したい時も重宝する。試してください。

 

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