何かおかしい、空き家対策

両親の残した古屋付きの土地で、四苦八苦している。不動産のことは、よくわからないけれど、素人の私でも「おかしいな」と思うことがある。例えば、空き家を減らす、という目標がありながら空き家を壊して更地にすると、固定資産税が3倍にも上がってしまう。

一方、亡くなった親が住んでいた家を3年以内に売れば、3000万もの税控除を受けられる一方(他にも色々条件があるが)、住んでなくて所有していた家であれば、亡くなって5年以内に売却すれば、2割~3割の税金を持っていかれる。これは、住んでいなかった空き家を5年以上持っていなさい、ということと同じだ。うちの場合、名義がまだ祖父のままの店舗がこれにあたる。

また、税金もおかしい、と感じる。相続税を家に対して沢山払い、売却した時にまた5年以内であるから、と普通の何倍もとるのは、「税の二重取り」にならないのか?それをある方に言ったら「以前、それは問題になって、一時売却の時の増税はなくなったんだけど国庫が苦しいから、と、また復活してしまって。」とおっしゃっていた。どうしてだろう?その一時なくなった時に、売り抜けた政治家や「有力者」はいなかったのか、と「忖度の時代」に疑ってしまう。

毎年同じ時期に花をつけるということも、良く考えたらすごいことだと思う。

相続であわよくば余裕ができたら、社会貢献したいと思っていたのだが、親戚によると、壊す方が、家を建てるよりお金がかかるよ、ということで、実際取り壊さなければいけない建物がよっつもあり、なんとかうちが破産しないように、と心配している。

これからは全て子孫のことまで考えて、行動しなければいけない時代になった。両親は戦争は経験したけれど、その後は好き放題できた、いい時代に生きた人達だと思う。

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