最近起きた不思議な話・最後の巻

一月に一度くらいの割で会う友達がいる。仲はいいのだけれど、どうも気功の話にはぴんときてくれない。話している時、ふと彼女の指先を見ると、「気」が見えるような気がした。あれっと思って見る角度を変えると今度はかなりはっきり見えた。

「気ってみえるのよ。見てみたい?」と言うと彼女は「あっ、是非」とのってきた。幸いそこは丁度みえやすい暗さで、背景は黒い方がいいのだけれど、黒いバッグを持っていたのでその前で「始めに両手の指をくっつけて、静かに離してみて。」と言うと白いものが指と指の間に見えた、と思ったら白い中に赤い炎のような芯も見えた。初めてだったので、「えっ、これは何?ひょっとしてオーラ?」と思った途端、彼女が「見えました、見えました。赤いのですね。周りは水蒸気みたいに白い。」と言ったので、見ているものは同じもののようだった。

お家の庭に咲いていた花。朝顔にみえるけれどこの時期に咲くかしら。

お家の庭に咲いていた花。朝顔にみえるけれどこの時期に咲くかしら。

離した手を互い違いに動かすと、気は指と指の間を斜めの直線になって動く。中指と中指で普通はするが、中指と薬指でも同じように動く。相手は誰でもいいのだ。と話は横道にそれたが、舞台にいる人のオーラは時々見たことがある。江原さんとか美輪さんは余程オーラが強いのだろう。かなり大きく黄色、または金色に見える。また江原さんが手を合わせてから広げたら、とても大きくて太い、綱のような気が両手の間に見え、驚いたことがある。

でも今回は気の中に芯のようにオーラが見えた。でも本当にオーラだろうか?赤い気は見たことがないので多分オーラだろうと思う。がとても不思議な見え方だった。盛んに感心している彼女に詳しく説明する気になれず、この世界はまだまだわからないことだらけだな、と感慨にふける私だった。

 

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