「ひね」おばさんのつぶやき

世の中の言葉の中には、若い時なんともなく受け入れていたけれど、今になるとちゃんちゃらおかしいや、という言葉がある。(ちゃんちゃら、という言葉今でも使うかな?)その最たるものが若い男性が女性にささやく「君を一生幸せにする。」「守ってあげたい。」の部類の言葉。外国でもこれに類似する言葉あるのかしら。I want to make you happy.(君を幸せにしたい)くらいはあるだろう。

大体これらの言葉は結婚をほのめかすものとして使われるが、本当に人は他人を「幸せに」することを保証できるのか、また「守る」という言葉はそもそも上から目線で、さる集団のボスザルと雌ザルの関係ではあるまいし。。。と思ってしまうのである。

山から降りてきた日本狐に襲われた谷保神社の鶏達。でも何匹か生き残った。また増えてほしい。

山から降りてきた日本狐に襲われた谷保神社の鶏達。でも何匹か生き残った。また増えてほしい。

もっとも、こんな言葉を真剣に受け止めている女性はほとんどいないと思う。「好きだ」という拡張子くらいにしか捉えていないだろう。従って私が別にめくじらを立てる必要もない訳だけれど、たとえ結婚しても人から幸せを保証してもらうことは不可能だし、守らなければいけないのはまずわが子であり、生活そのものであるので、始めから甘い幻想は持たされない方がいいわよ、とひねおばさんは(ひねの意味は”ひねくれている”のひねではなく”ひねしょうが”のように使われる「古い」の意味です。念のため)つぶやくのである。

 

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