アメリカからのお客様(気がついた事)

今回アメリカからの甥夫婦を迎えて、へぇ~と思ったことが幾つかあった。満員電車での彼女の反応は既に書いたが後二つ。彼らが一番驚いたのは木に「モス」がついていることだった。始めmothに聞こえたので木に蛾が止まっていることがそんなに珍しいかと思ったがmothではなくてmossで木に苔が生えているとびっくり仰天したのだった。「A rolling stone gathers no moss」(転がる石には苔がつかない)という諺はあるが木についているのがそんなに珍しいかと聞いたら、テキサスでは見ることはない、という話だった。成程ね、乾燥地帯にはないかもしれない。日本はやはり湿気が多いのね。

4/29の昭和記念公園で。

4/29の昭和記念公園で。

次に驚いていたのは、井の頭公園の池でスワンのボートがひしめき合っていたことだった。親戚が集まってパーティーした後公園に行ったのだが、快晴だったこともあり人出は多かった。それにしてもあまり広くない池で清掃した直後とはいえ、あんなにたくさんのボートが出るなんて。。。なんだか恥ずかしい程だった。ボートは全て出ているようだった。それを二人は橋から呆然として見ていて長い間動かない。そうだよね、アメリカでは絶対みることができない風景かもしれない。こちらが日本的、と思っているものは実はもう広く知られていて珍しくなく、日常に溶け込んでいるものの中にこそ「日本的」なものがあるのかも知れない、と気がついた。そういえば前回来た時、甥は自転車の駐輪場に驚き写真をたくさん撮っていった。そんな所にわざわざ案内する日本人は皆無だろう。

彼らはその後金沢、飛騨、高山に二人で行き、日本を満喫して帰って行った。私は8日間若い彼らに付き合ったけれど「自分にまだこんな体力があったんだ」と正直それに一番びっくりした。以前はこんな風ではなかった。ということは気功教室などできちんと気功を定期的にしているからではないだろうか、と思った。色々な意味で「情けは人の為ならず」を実感した8日間でした。

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