ハノイで心に残ったこと

ハノイの旅行記を詳しく書くつもりだったが、長男が急に結婚することになり、(急に聞かされた)ばたばたと慌しく、日もたってしまったので今振り返って印象に残ったことだけを記しておこうと思う。

印象に残ったもの。ハノイ教会で日暮れて暗くなる中、明かりがともされて座っていた真横に浮き出たイエスとマリアのステンドグラス。自分でも思わぬ程感動した。キリスト教というわけではないが、その時、その場に精霊がいて下さる、と感じた。

文廟(昔の大学)の庭。どこでも「徳」は大事。

文廟(昔の大学)の庭。どこでも「徳」は大事。

ホーチミン廟で出会ったオレンジ色の中に横たわる The body であるホーチミンの穏やかでやさしい顔。第二次世界大戦、フランスからの独立戦争、ベトナム戦争、と戦争ばかりの歴史の中で、ホーチミンはベトナム民族解放の最高指導者と位置付けられている。主義の難しいことはよくわからないが、「ホーおじさん」の愛称で親しまれたという説明が一番しっくりくる自愛に満ちたお顔だった。

ただただ強権を持って国を治めれば、その時はいいかもしれないけれど亡くなった後も、こんなに慕われる政治家、日本国にいるかしら。いたいた聖徳太子。。。。。。

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