ドリアン先生の講義(続き)

この前の続きで「なんでも大事にすればいいというものではないのだ」に関する考察を少し深めてみた。患い(わずらい・心を取り乱すもの)を心に入れないで門前払いするのは心の平静を保つには確かに大切なことだ。でも人間はどうしても感情があるので、取り入れて心にマイナスのものを作ってしまう。

桂林の様なハロン湾の風景

桂林の様なハロン湾の風景

それを相手のせいにしないで、起爆剤にして努力することができるかもしれない。マイナスをプラスに変える方法だ。又はそういう自分をみつめて己を知り、苦しんだ後乗り越え、一段と成長できるかもしれない。分析した上で心から追い出すことができたなら、それが一番いいような気がする。

もし、現実をよく見ないで自分の弱さから都合の悪いことを心から追い出してしまったら、「それは違う」と老子は嘆くだろう。情報過多でその情報も一人一人が吟味しなければいけない時代。私たちは「患い」にしっかり対処していかなければ生き残れないだろう。老子の言葉を今に生かす工夫を考えてみた。

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