美術館巡り

G.W .後半は大人しくしているつもりだったが、券を頂いたこともあり、三つの美術館に友達と行くことができた。始めはフランシス・ベーコン。マイブリッジの連続写真に触発された画家の一人でもある。グロテスクにゆがめられた人間『法王』の絵や向こうが透けて見える人間を描いた。法王をこんな風に描いていいのか、とちょっとドキドキしたが、「内面のプレッシャーを描いた」というコメントを見て少しほっとした。

今、藤の美しい季節

今、藤の美しい季節

後二つは日本橋高島屋でしていた「瀧村平蔵時を織る。」展と森アーツのミュシャ展。瀧村平蔵、こんなすごい人がいたんだ、と驚いた。何故今まで知らなかったのか、高島屋が隠していたのかとさえ思ってしまった。(多分濡れ衣)初代は勿論のこと、四代平蔵が織る帯は意匠も新しく、ガラスのコップを模したものが立体的に見えて、始めて目にするものだった。この帯は私のあの着物に合う、と決して実現することのない妄想を楽しんだ。新歌舞伎座の緞帳を織り上げた方だということも始めて知った。(高島屋の展示は明日6日まで)ミュシャ展の話は又明日。

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