月別アーカイブ: 2017年8月

正念場

父ばかりではなく、8月8日に母も緊急入院になってしまった。どう考えても相性のいい夫婦ではなかったけれど、何故か二人とも、同じように、あまり食べないし飲まない。今後、父は喉の詳しい検査を、母は頭部の検査をしてもらうので、夫々の原因がわかるかもしれない。父は武蔵小金井に、母は立川にいるので私は二つの病院を行ったり来たりしている。しかも現在のシステムでは、長く病院にいることが療養病棟以外では許されず、二人とも転院を考えなければならない。

交通費だけでも結構かかるが、とられる時間は半端ではなく、理想的にはベッドの脇で長い時間過ごしたいのだけれど、寝ていることが多く、起きていても母は話せないし、父もすぐ疲れるので長い話はできない。ほとんど、顔を見て、検査結果を聞いて今後のことを話し合って返ってくることになる。決して楽しいことではないので、ストレスが溜まる。段々弱っていく姿を見るのも辛い。96にもうすぐなる父と、5年前に重い脳溢血をした母が今まだ存命していることだけでも感謝しなければいけないのだけれど。。。

水のある風景・春(時間がなくて最近写真撮ってません)

気功のクラスでは色々なことをあからさまに言ってしまっているので、クラスをすることは、私にとって息抜きになっている。それを柔らかく受け止めてくれる皆様で本当に良かった。二日前不思議な夢を見た。座っていると背の高い黒人の方が来て、(私はその方は神様だと知っている)座ったままの私をしっかり抱きしめてくれた。とてもふんわりしていて温かく気持ちよく、私は嬉しそうに笑いながら遠くの方にいた長男夫婦を見る。それだけの夢だけれど、どこかでもう一人の私がそれを見ていて、「そんなに嬉しそうにするのは、はしたない。」と思っている、少し混乱した夢だ。

起きてから「はっ、何かのメッセージ?余程疲れているのか、癒しを求めているのか」と思ったが、心身共に温かさは残っていた。そして二日たった今日、メッセージがのっているスピリチュアリズムのカレンダーをめくってみた。別に答えを求めていたわけではなくて、裏をメモ用紙にするのに丁度いいから。(ゴメンナサイ)すると「人はときに、それぞれを守護する類魂たちにより、おもちゃを与えられた赤子のように、あやされることばかり」と書かれてあり、ああ、これだ、あやされたのだ、と納得した。見てますよ、というメッセージでもあり、かなりの励ましになりました。しかしながら、多分手のかかる赤子だとは思う。

(今日わかった)霊格を上げる方法

父が一人で暮らせなくなって、こちらへ来て間もなくの五月十四日に病院に入ってから今に至るまで、まだ退院できずにいる。病院は三つ目になった。一人でぎりぎりまで頑張っていたせいか「坂を転げ落ちるように」状態は悪くなり、一人で普通食を食べていたのに今はコーンスープくらいのとろみのご飯、おかず、味噌汁を少ない時はスプーン三杯ずつくらいで「もういい。」と言う。杖を使いながら歩いていたが、今は半身を起こすのがやっとだ。しかし、思いがけず認知は良くなり、話していても矛盾はない。夫々の病院はしっかり対処して頂いて、とても感謝している。段々弱っていく父を見て、ちゃんと住民票を移しておくこととか、空き家をどうするのかとか問題が山積みで、一緒に少しでも長くいたいと思っているのだが、それも思うようにできない。それに、転院もかなりの時間と労力を使う。

暑い中、または雨の中、区役所や実家を走り回っていて、とうとう昨日は朝早く起きたものの、どうにも眠くてちょっと、と思って寝たら延々と寝てしまった。起きた途端に、何故か前に見た不思議な夢を思い出した。もう数年も前だけれど前からE氏が歩いてきて、すれ違いざま「お父さん、食べられなくなったら、気をつけてあげなさいよ。」と私に声をかけた。ただそれだけ。でも今まさにその状況。気をつける、というのはやはりしょっ中行って様子を見ることかなと考えた。

ストレスがたまってくると、ちょっとのことで落ち込んだり、自暴自棄気味になったり、不機嫌になったりする(ことが最近わかった。)しかしスピリチュアリズム的に見ると、どれもいけないことで、守護霊との間に厚い雲を作ってしまうと言う。そうすると増す増す状況は悪くなってしまうようだ。妬み、嫉みはオーラが赤黒く汚れてしまうそうで、これも怖いが私は能天気なせいかこの感情はなく、どちらかというと怒り、もしくはいじけの方かと思う。

30年位前に従弟からのプレゼント。傷ができたのでふくろうのシールを張りまくり、暫く使ったけれど横に穴があきお別れを決めた。


寝てストレスが軽減されたせいか、「霊格向上を願うならば、修行や大きな善行が今できる状況ではないので、せめてこういう負の感情を意識して早いうちに摘み取るようにしよう」、と目覚めて思った。調子がいい時に得意になったり傲慢になったりしないのも難しいけれど、人生の難局の場面で拗ねたり、いじけたりしないこともなかなか難しい。問題解決には「何かを断つ」が有効と聞いたが何度やっても失敗し(コーヒー、お菓子、夜更かし等々)あきれられて、放り出されるかもと心配していたけれど、心構えの努力ならできそうだ。

人は寝ている間に、霊界に行ってアドヴァイスを受けたり、一緒に策を練ったりすると読んだ。今年の初めから予期せぬことの連続で、のた打ち回っている私を哀れに思って、霊界がメッセージをくれたのかもしれない。