月別アーカイブ: 2016年3月

母さん、助けて詐欺未遂(2)

でもそこは現代っ子。すぐ「おまえ、携帯の番号変えた?」とラインしたら、「いや、変えてないよ。」と返事があった。その後、携帯に偽の次男から電 話があったが無視。すぐ警察に連絡し報告した。長男が「お母さんしかいなかったら騙された。」と言うので、「この後気がつかなかったら、どんな展開になっ たのかな。明日、重大な病気だとわかったけれど、保険がきかなくて現金がいる、とか何とかね。いくらお母さんだって、高額のお金を要求してきたら、(そん なお金すぐ出せないとわかっている)我が子ではないくらいわかるわよ。」と弁明しておいた。

石垣に咲く可憐な花

石垣に咲く可憐な花

次 の日、防犯課の刑事さんが来て、「この電話は母さん、助けて詐欺、防犯のため録音されています。」とアナウンスする機械を取り付けてくれた。効果抜群だそ うだ。「今立川、国立が狙われています。」私が「携帯番号までわかっているのに、捕まえないのですか?」と聞くと、「下っ端つかまえてもほとんど意味がな いのです。」と教えてくれた。成程、世の中そういうものか。彼もうちの子供達と大して年は違わないだろうと思うと複雑な気持ちになった。中にはそういう子 の親が「母さん、助けて詐欺」に騙されるなんてこともあるのだろう。カルマの法則が働くと。

一つびっくりしたのは、長男が「弟二人とも、原 因不明の熱が出たくらいでお母さんに電話してこないよ。」と断定したことだ。う~んと、どういうことかな?1.子供のことに関心ない冷たい母親だから  2.下手に騒がれてうるさいから 3.結果がわからないのに途中経過を言っても意味ないから。正解はどうやら3番。三人共、私が思っているよりもちゃんと 自立している、と思えた一幕だった。

母さん、助けて詐欺未遂(1)

丁度もうぴったり一ヶ月前のことになる。その日はめちゃくちゃ忙しかった。午前中は国立のスタジオで気功クラス。(新しい方が三人みえて、12人のクラスとなった。)午後は母のいる施設でピアノの演奏と歌と伴奏を頼まれて、(それも三日前に)リストやチャイコフスキーを始め4曲を弾き、あまり聞かせられない歌を1曲歌い、それで自信をつけた皆さんの大合唱の伴奏をして、一時間務めたのだ。

夜は長男夫婦が来て食事をした後、電話がかかってきた。次男の名をなのり、高熱で病院へ行ったが、原因不明なので明日、耳鼻咽喉科へ行くと言う。私もインフルエンザをしたので声が違うと思ったけれど、何となく病気のせいにして話を聞いた。病院で嘔吐してその時トイレに携帯を落とし番号を変えたので、と新しい番号を言い、私の携帯番号を聞きだし、明日又電話すると言って電話はきれた。

春本番。どうして木の陰は曲がったのかな?

春本番。どうして木の陰は曲がったのかな?

何より心配が先立ち、長男夫婦にそのことを言った。お嫁さんも心配して「ノロじゃないですか?」と言っている。ところが長男はすぐ「お母さん、それおかしい。○○が調子悪いからと言って原因がわからないうちにお母さんに言ってくることはないよ。」「それに調子が悪い時に携帯変えるなんてあり得ない。」と言って次男に電話してくれたけれど出ない。(遅いのでTo be continued)

ラッキーな一日

スピリチュアリズムを学んでいて知ったのだけれど、物品引き寄せをアポーツという。私は霊能力はないので、空中から物を出すなんてことはできないけれど、「欲しい」とおもったものはお金以外は(これが残念なところだけれど)よく人から手にはいる。例えば二番目の孫のために「うちでオムツを買っておいといてあげるね。」と言ったのに、あてにした薬局の20%オフの券がオムツには使えないことがわかり、ぐずぐずしていた。(せこい話で申し訳ない)そうしたら何とお隣の方から「うちの孫にはもう使わないので」と、オムツを大量に頂いた。長男夫婦はとても喜んでくれた。勿論私もほっとして、とても嬉しかった。

春です、春です、春です、と菜の花が叫んでいました。

春です、春です、春です、と菜の花が叫んでいました。

最近忙しすぎて、美術館になかなか行けない。クラスにきていたWさんから電話があり、ラファエロ前派がとても良かった、でももう日曜日までなのよね、という情報を頂いた。その時は「あ~あ、たまには見たかったな。もう今日は金曜日だから、無理ね。」とあきらめた。次の日、スピリチュアリズムの講座の帰り、渋谷に向かう銀座線の中で、隣の男性がラファエロ前派のパンフレットを見ていたので、思わず話しかけた。「とても評判よいですよ。」「そうみたいですね。」「明日までですよね。ボッチチェリはまだ先ですけれど。」「見ました。ボッチチェリもなかなか良かったですよ。」「美術お好きなんですね。私も好きなんですけどなかなか行けなくて。」と余程未練がましく言ったせいか、男性はカバンの中からチケットを出して「よろしかったら、どうぞ。」と招待券をくれたのだ。びっくりする私に「二枚持っていましたから。」と言うのであり難く頂き、帰宅時間を二時間半延ばし文化村のラファエロ前派を満喫してきた。

喜びのあまり、図録や他のものを購入し、チケット代ははるかにオーバーしたけれど、久しぶりに絵画に接し、スピリチュアリズムの講座で心も洗われ、最高の一日となった。いつもはしないのに前日、夕食の下ごしらえも済ませていたので、帰宅後も楽勝で長男家族や父と楽しい夕食をしたのだった。忙中閑あり。

なんでだろう?

母の施設に飾られたお雛様 (お顔がばれない様に少しぼやかしました???)

母の施設に飾られたお雛様
(お顔がばれない様に少しぼやかしました???)

色々と「なんでだろう?」と思うことがあるが、政策痛烈批判のブログが最近話題になっているようなので、そこの部分は避けて書こうと思う。まず、テロを繰り返しているISはどこから武器を手に入れているのだろうか?世界の主要な国を敵にまわして、公にはどこも支持、支援するところはないように思うのだが、それでも勢力を保っているのが不思議でしょうがない。支配した地域が余程潤沢な所だったのだろうか?多分私には知りえない複雑な事情が混在しているのだろう。紛争地域のニュースを見るたびに「殺しあわなくても、いずれ死ぬものを」という言葉が思いうかぶ。「十分生きた。」と満足して最後を迎えたい。

最近気になることは、何故日本には女性にしか使われない言葉があるのだろう、ということだ。「若妻」「新妻」「未亡人」「古女房」ざっと思いつくだけでもこれだけある。男性に関してはわずかに「男やもめ」という言葉があるが、これも「やもめ」という女性をさす元になる言葉の対としての言葉だろう。まぁ、「ぬれ落ち葉」という悲しい名前がつかないだけ、女性は良しとするべきなのかもしれない。

話はどんどん落ちるが、この前みつけた面白い言葉遊び。(結構こういうの好き)「なすがまま」の後に続く言葉は?答えは「きゅうりがパパ」です。(笑)