月別アーカイブ: 2015年11月

本当に「守る」ということ

前回は「守ってあげたい」ということについて、かなり辛辣なことを書いたが本当に相手を「守る」というのはどういうことか、今回パリのコンサートホール襲撃で奥様を亡くしたジャーナリスト、アントワーヌ・レリスさんの「君たちに私の憎しみはあげない」という文から教えていただいた。

一文、一文が心を打つので、まだ読まれていない方はぜひ、検索して読んでほしい。 私がこれまで学んできたスピリチュアリズムの精神が色濃く反映され、また相手を「守る」という本当の意味について考えさせられた。現世的に見ると亡くなってしまったのだから、「守って」あげられなかったということになるかもしれない。でもその意味するところはテロリストの勝利だ。

日本の清らかな水と空気を捧げます。

日本の清らかな水と空気を捧げます。

この方は自分の内にある妻を大事にし、大きな視点で「妻はいつも私たちとともにあり、天国で再び巡り会う」と確信している。この視点がなければ「憎まない」ということはありえないと思う。

E氏から「本当のプライドとは、自分の中の大事な人を守り抜くこと」というのを聞いて、?とぴんとこず私の課題だったけれど、今回のこの文章でプライド、相手を守るということがはどういうことかはっきりわかりました。

犠牲になった方達、その家族、関係者に心から哀悼の意を表します。

合掌

札幌イヴェント第二弾

札幌でもKIRAKU気功を知っていただこうと、夏にモエレ沼公園で「集中三日間」のイヴェントを行いましたが、今回は第二回目です。

場所は札幌エルプラザ内(札幌駅すぐ近く)の札幌市男女共同参画センター3Fです。9日(土曜日)午後は健康スタジオ1、10日(日曜日)の午前は同じく健康スタジオ1、午後は音楽スタジオ1となります。会場に来てくださればわかります。

気功クラスとしては両日とも午後1時から3時の2時間となります。料金は二回目の方は二日間で5000円、始めての方はプラス1500円の6500円となります。1500円の内訳は教材費1200円(ご気棒代)と300円(プリントしたもの)となります。

10日の午前10時から11時半は気功紹介クラスで無料です。クラスの方もご参加いただけます。1グループ大体15分の短い間ですが気功の威力(?)に触れていただけると思います。

クラスに申し込みの方は予約が必要ですので、下記までお電話ください。質問などもお受けします。

宅電:042-576-4723     携帯電話:090-6023-6140

なお、KIRAKU気功の詳しい説明はこのサイトをご覧下さい。

 

「ひね」おばさんのつぶやき

世の中の言葉の中には、若い時なんともなく受け入れていたけれど、今になるとちゃんちゃらおかしいや、という言葉がある。(ちゃんちゃら、という言葉今でも使うかな?)その最たるものが若い男性が女性にささやく「君を一生幸せにする。」「守ってあげたい。」の部類の言葉。外国でもこれに類似する言葉あるのかしら。I want to make you happy.(君を幸せにしたい)くらいはあるだろう。

大体これらの言葉は結婚をほのめかすものとして使われるが、本当に人は他人を「幸せに」することを保証できるのか、また「守る」という言葉はそもそも上から目線で、さる集団のボスザルと雌ザルの関係ではあるまいし。。。と思ってしまうのである。

山から降りてきた日本狐に襲われた谷保神社の鶏達。でも何匹か生き残った。また増えてほしい。

山から降りてきた日本狐に襲われた谷保神社の鶏達。でも何匹か生き残った。また増えてほしい。

もっとも、こんな言葉を真剣に受け止めている女性はほとんどいないと思う。「好きだ」という拡張子くらいにしか捉えていないだろう。従って私が別にめくじらを立てる必要もない訳だけれど、たとえ結婚しても人から幸せを保証してもらうことは不可能だし、守らなければいけないのはまずわが子であり、生活そのものであるので、始めから甘い幻想は持たされない方がいいわよ、とひねおばさんは(ひねの意味は”ひねくれている”のひねではなく”ひねしょうが”のように使われる「古い」の意味です。念のため)つぶやくのである。