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日本で女性が活躍するには

イエスが生まれた日からお祝いするキラク流クリスマス。

イエスが生まれた日からお祝いするキラク流クリスマス。

日本では特に、女性が自立して活躍するのは難しいと感じる。例えば会社でキャリア候補生に選ばれたとする。結婚して、配偶者が転勤族だったらもう壁にぶつかる。余程会社が大きくて全国各地に勤めることができる支店があれば話は別だけれど。。。子供が授かると話しはもっとややこしくなる。実際私の知人の娘さんで、自分が東京の出版社に勤務、ご主人は転勤族で子供ができてどうにもならなくなり、知人である親を頼って同居、つまりご主人とは一緒に住めない、という方がいた。

知人は娘夫婦を助けるべく、ご主人と孫の世話をしているので娘さんの職業歴は守られているが、知人が高齢になるに従ってこれも万全な策とも思えない。子供の手がかかる一時だけ、と言ってもうちみたいに三人男の子となると、手のかかる時期が10年近くに及ぶ。(やはり女の子がいるとお母さんは助かるなというのが実感である)

日本の女性が結婚後もきちんと社会で活躍するためには、周りの人も含めた事前の話し合い、会社の視点の転換、安心して子供を預けられる制度、施設の充実が不可欠だと思う。女性の視点が必要だと思うところが政治や社会の大事な部分で沢山あるので、どうも根強い「女性は社会では男性のアシスタント」の考え方を変えなければ何も変わらないだろう。

最近「専業主婦」希望の女性も多いそうで、それはそれで結構だと思うが、経済的な「逃げ」ではなく専業主婦の立場から世の中に何か発信する社会性を持って欲しいと切に思う。