月別アーカイブ: 2013年8月

ヴェトナム旅行(その1)

商売熱心な陶器屋のおばさん

商売熱心な陶器屋のおばさん

ヴェトナムから帰って5日程たって、やっと体調が元に戻った。最後の日、長男がお腹をやられ、あわや日本に帰れないのではないかと、ほとんど徹夜の気功ヒーリングをして何とか家族全員日本にたどり着いた。辿り着いたのはいいけれど、どうも今度は私が菌を貰ったようで、次の日から大変なことに。幸い長男のようには熱は出ず、最低限の日常はこなすことができたけれど。

とまあ悪い話から旅行記は始まるのだった。ヴェトナムは温度は日本並み。湿度98%の日もあり、毎日猫と犬が降るような雨(スコール)が一回はある。地域を知ってる友達から「三日であせもができるよ。」と言われてきたが納得。なるほど街で日本人の姿はほとんど見なかった。これからは(これからは多分もうないが)私が計画をたてるのだ。明日は最高にaboutな交通事情の話です。

今日は長いブログ

日曜日にヴェトナムから帰って参りました。一言で言うと、修行の様な旅でした。このことは明日からのブログに載せます。今回は今日お会いしたHさんと「蜘蛛の糸」について素敵なお話ができたので、それを書いておこうと思います。まず、「蜘蛛の糸」は芥川龍之介原作だと思っていましたが、原作はドイツの本だということを教えて頂きました。私にとってこの話は年を取るにつれて意味が変わり、まさに今、世界のみんなが噛み締めればいい話だと思っています。

お釈迦様は何故、せっかく救おうとしたカンダタの上で糸を切ったのか?カンダタの一番の罪は「差別」だと思う。自分と自分と同じように救われたい人を差別し、自分だけ助かろうとした。自分も自分に続く人達も同類だという強い意識があれば、他の者は又地獄に落ちればいいとは思わなかったのではないだろうか。だが「人の手柄で自分もあわよくば助かりたい」と思った他の罪人達も結局は天国へ行けなかったことを考えると、本当の反省なくしては救われないということも示唆しているようにも思う。

バチャン村で絵付けをする人

バチャン村で絵付けをする人

よく考えると、世界のあらゆる問題、紛争、悲惨は全て「差別」が関係している。自分だけが正しい。自分だけが得したい。それが自己完結的なものであればまだしも、人との関係において自分の優位性を主張し始めると「差別化」が生まれる。カンダタは大泥棒ということだけれど、お釈迦様から見れば私達は地球の資源、自然から搾取の限りを尽くしているという点で全員大泥棒。大泥棒ではあるけれども真・善・美を多少なりとも理解できるという点で、まさしくカンダタそのものであろう。

私は気功師であるということとは別にある精神学を学んでいて、そこに「類魂の法則」というのがある。笹川流に言うと、「人類みな兄弟」という法則である。こういってしまうと分かったような気になるが、実生活に当てはめると本当の理解はなかなか難しい。でも「蜘蛛の糸」に当てはめると意外とわかりやすい。

既に自然から搾取するだけではなく、大気を、海を、大地を汚してしまった私達はカンダタ以上に罪は重い。とすると「よりよく」するための手段は二つ。一つは同じ泥棒同志、手を取り合って少しでも地獄の中を住みやすい場所にするか、或いは一人一人が心から反省してもう一度「蜘蛛の糸」が降りてくるのを待つのか。「蜘蛛の糸」から深い話に発展して、とても有意義な時間を過ごすことができた。

明日(今日から)ヴェトナムへ

HPが閉じられてしまって思わぬ夏休みを頂きましたが、今日から日曜日まで最後の家族旅行で、ヴェトナム・ハノイに行きます。ブログは27日から再開します。写真も一杯撮ってくるので楽しみにしていて下さいね。遅いので寝ます。明日4時半起きです。お休みなさい。

暑い~

いつまで暑いんだろう、この日本。天気図を見れば、その原因もわかるだろうけれど、ひと昔と比べてどうしてこんな風になってしまったのか、天気図の原因が知りたい。暑いと「暑い」という感覚に意識が集中して、他のことに頭が回らない。

昨日に続きねぶたの面々

昨日に続きねぶたの面々

今日、施設にいる母の所に行って、「いいねー。ここはどこに行っても涼しくて。湿度も管理されてるし。外は暑いよ~。ここに来るのも大変。お母様は何て幸せなんでしょうね。分かってる?」とあまり私の言うことが理解できていると思えないので、好き勝手なことを言ったら、帰る時はっきりと「分かってる!」と怒鳴られて、びっくりした。びっくりしたけれど、communicationできたような気がして、帰りは暑さがあまり気にならなかった。

ご心配おかけしました

久し振りのブログです。expire(期限切れ)に気が付かずHPが封鎖されてしまいました。気がついた時は既に遅し、で又同時に独自ドメインも同じくexpireしていて、手続きに時間がかかってしまいました。心配して連絡して頂いた方達もいて、誠に申し訳ありませんでした。まだまだ仕事が板についていない、と反省すると同時に一年もたったのだな、という感慨もあります。どこまで続けられるかとこの一年思ってきましたので。お詫びに親戚とお友達に最近一番笑って頂いた話を載せておきます。

立川に来てくれたねぶた祭り

立川に来てくれたねぶた祭り

三年前、我が家では始めて新車を買おうということになり、プリウスを買った。ガソリンと電気両方を使って動くので、それまでと比べ物にならないほど燃費がいい。感激して色々な人に「本当に嘘の様にガソリンを入れなくていい」と言っていた。最近、また私が電話で友達にプリウスのことを話しているのを偶然長男が聞いていた。電話を切った途端、長男に言われた。「お母さん、いくらプリウスでもガソリンを入れなくてそんなに走る訳ないじゃない。俺も使っているから悪いと思って、時々入れてんだよ。全くおめでたいな。」な~んだ、そうかと納得。確かにおめでたい母ではあった。

お元気な女性達

テレビを見ていたら、87歳の女性が平行棒で優雅に体操をしていた。本当にその年かしら、と思う程筋肉も衰えてなくて、体操選手の体だった。体操を始めたのは50歳からだそうだ。元々向いていた、ということは十分考えられるがそれにしても凄いと思った。その番組に出ていた高齢の女性達、いずれも若い人達にひけをとらない体操、水泳、走りを披露していた。

暑い時にはイルカの姿

暑い時にはイルカの姿

ある温度以上になると、何故かどうにも眠くなり(これって冬眠ならぬ夏眠?)抵抗できない自分を猛省した。最近せっかく「終わりへのカウントダウン」を意識して、精一杯今を充実させようと思っているのに、「眠りへの快感」の誘いには弱い。しなければいけない事が山とある、のにだ。でもだらだらしていたら、到底あのような女性達にはなれない、と気合を入れ直した。しなければいけない事はとことんやろう。ただし、しっかり冷房の効いた部屋で。

河口湖(その3)

美術好きな私には河口湖周辺はたまらない。あまり有名ではないが、ホテルの施設で「富士山美術館」というのがある。富士山の絵画や富士山に関する映像を見て、喫茶店で富士山を模した茶碗でスイーツを食べて休むと、富士山を堪能したという気分になる。勿論天気が良ければ本物の富士山もばっちり見える。(はず)

今日はとてもとても暑かった。

今日はとてもとても暑かった。涼しい風景をどうぞ。

この後、ステラシアターに向かい、3時間以上のイルカを中心にしたコンサートを楽しんだ。懐かしいアーティストやオペラ歌手が次々と出てきて、歌詞を提示してくれたものもあったので、一緒に歌って盛り上がった。日常を離れて色々計画を立てるつもりだったのだけれど、ほとんど何もしなかった。たまにはこういう時があってもいいよね、と自己弁護をしたのだった。

On the air されました

いつまでも大事にしたい和の心、和の礼儀

いつまでも大事にしたい和の心、和の礼儀

(このブログを理解するには、7/21,22,23のブログを先にお読みください)

日曜日、少し諦めかけて放送を聞いていたら、突電のコーナーで彼と私のやり取りが放送されました。始めのドタバタは綺麗にカットされ、(カットをお願いしたのですが約束はきっちり守って下さいました)見事にまとまっていました。凄い技術です。自分の声が思ったより良い声だったので、どなたかが代わりにもう一度話してくれたのかしら、と思った程でした。

家族が聞いて、「何か(相手の方を)崇拝している感じ。最敬礼してる雰囲気」と言ってましたが、私としてはこれからヒーリングの方でハリー・エドワーズに橋渡ししてもらわなければいけないし、(これは希望)あろうことか最初にイタズラ電話、変態と間違えた負い目があるのでこういう反応になった訳です。

このラジオパーソナリティの方は気さくでお茶目で、呼び掛けも~さんで平気なんだけれど、上記の理由で~先生になってしまいました。凄く嬉しくて感謝しているのだけれど、心の準備が出来てなかった分自分のペースで対応できなかった、という3%程の悔しさはあります。ラジオ名を変え、しばらくしてから再challenge するつもりです。楽しみです。

友達の新盆

友達の新盆のお参りに行って来た。ここら辺は7月だとばかり思っていたので先月行ったら、そうではなくて8月の始めだという。東京でも地域によって違うということが初めてわかった。

宗派が臨済宗だということなので禅宗の一派だから何となく地味だろうと思っていたら、ほおづきを始め、沢山のお花で可愛く綺麗に飾られてしばし見とれた。飾り付けを褒めると、ご主人は「男の自分がやったことだから。」と照れていらっしゃったのが微笑ましかった。

韓国風の庭

韓国風の庭

Kさん、穏やかなあなたにふさわしい、いい新盆でした。娘さん達も甲斐甲斐しく働いていらっしゃいました。いつまでも見守って下さいね。

河口湖(その2)

河口湖では「ビジネスホテル上り坂」に泊った。部屋は広いし大浴場もある。朝食もビュッフェスタイルで栄養満点。料金も7千円台。隣の駐車場からは夕方の美しい富士山がよく見えた。[(その1)の写真]

「河口湖食堂」始めは空いていたけれど、すぐ満員に。

「河口湖食堂」始めは空いていたけれど、すぐ満員に。

夕食はすぐ近くの家庭の味満載の食堂へ。安い、美味しい、雰囲気は庶民的で店の人が親切。お腹が空いていたせいもあり、あれもこれもととり、気がついたら1汁7菜。これで1150円。さすがに鮭は食べきれず、用意してあるパックに入れて、持ち帰った。これではダイエットどころではない、と深刻に反省した。(人の、例えば甘い物好きを批判している場合ではない)

見回すと男の人でもせいぜい1汁4菜。もし、東京の物価が高すぎて暮らせなくなったら、富士山も毎日見ていられるし、ここもいいな、なんて考えた。