月別アーカイブ: 2013年6月

浅草・上野でデート

箱根神社の境内

箱根神社の境内

四国から来た若いお友達と浅草、上野でデートした。浅草演ホールに行ったが2時間強しかいることができなかったので、夜9時までで2800円ということを考えると少し(大分)もったいなかった。土日の方がバラエティに富んでいるとおもったが、超能力の持ち主も出てきてそれなりに面白かった。遅めのお昼は「まぐろ屋本店」というもんじゃ焼き屋で頂いた。前に入った所ではおばさんに怒られながらもんじゃ焼きを焼いたので、今回はお兄さんがせっせと焼いてくれてほっとした。具がたっぷりでしかも20%のクーポンがあったのでお得感があったしとてもおいしかった。

その後上野の森美術館を訪れ「有栖川宮・高松宮 ゆかりの名品」を拝見した。お書きになった絵や書、銀食器、お雛様、ドレス、お着物、板谷波山の陶器などなど。物凄く豪華というわけではないが確かな眼で選ばれた品々に気品を感じ、それらと過ごされた格式高い生活も偲ばれた。私ももう少し襟を正して生活したいと思った。一緒に楽しく過ごした友達も「秋にまた」と軽やかに帰っていかれた。

御前様の昇天

中野新井薬師の午前様が23日(日)にお亡くなりになった。中学校二年生からご縁があり、毎週のように新井薬師の不動堂に顔を出していた時期もあった。いつもにこやかなお顔で「あっちゃん、あっちゃん」と可愛がってくださった。スキーがとてもお上手で、谷川岳のスキー場で教えて頂いたこともあった。

85才でお年に不足はないけれど、いつまでもいて下さると何となく思っていたので、母のことでなかなか会うこともままならず、あまりお話ができなかったことが、もう取り返しがつかないこととそれが悲しい。母を二回も見舞いに来て下さったことを考えると、人の命は本当にわからないと思う。午前中まで元気でいられて、午後静かに生を閉じられた。大往生だった。お世話になりました。有難うございました。向こうで又お会いしたいと存じます。          合掌

有難い(母の)お友達

母を見舞いに、女学生時代のお友達が来て下さった。大変な戦争を共に過ごして来た仲間なので、結束は固い。ちょっとした行き違いもあり、私は皆さんとお会いすることができなかった。次の日私にと置いていって下さったお土産を施設から受け取り、母に見せたら「まあ、わざわざ」とはっきり言ってくれて、いつもは何言っているのかほとんど聞き取れないので、すごく驚き嬉しかった。友情の賜物だ。もう一人のお友達の話。

成川美術館からの風景

成川美術館からの風景

少し認知が入っている方がいて、でも母の所へは電車で一本なので駅で皆さんと待ち合わせをした。ところがその方、一時間近く待っても現れないので他の方達は母の所へ来て、しばらくいて先に帰られた。結局その方はなんと4時間近くかかって来て下さった。(実際は母の所までは一時間くらい)行く途中、何度も父の所に電話をかけて駅の名前を聞いたらしい。反対の電車に乗ったり行きつ戻りつしながら、でもとにかく辿り着いた。何としても母に会いたい、というその方の思いにとても感激した。

事情が分かった私が帰りは施設の方に駅まで送って頂くようにお願いしたが、「麗子さんの(母)の食べられるものは何ですか?」と同じことを何度も聞いたという。その心意気、あっぱれ。目上の方に対してあっぱれは失礼かもしれないけれど、母へのそこまでの気持ちに心からの感謝を込めて、「あっぱれ」をおくります。

 

昭島Ⅱ気功教室

昭島気功教室の体験クラスを今日、三人に受けて頂き、その後入会を決めて下さったので、昭島教室Ⅱがスタートします。始めに見学に来てくださったSさんがお友達を誘って下さり、またその方が一人誘って下さって三人になったのでスタートすることになりました。定員は四人なので、後一人募集しています。

綺麗に咲いた蓮の花

綺麗に咲いた蓮の花

これからは実力をつけてきた教室の方達のために、実践を多くつんで頂くことを考えなければいけません。ヒーリングを必要としている方を連れて来るということが、気功師を育てる、これからの私の課題となります。場所代は昭島は安く提供してくださっているし、国立もreasonable。宣伝費もあまりかけないでここまでくることができたのは感謝です。

お金が入ると、次の用意のために使っています。今日KIRAKU気功の趣旨を説明したら、「徳をつめますね。」とおっしゃって下さったので「徳は積めますが、お金は積めません。」と言って笑いました。でもやりがいは十分。皆さん、この世の灯火(ともしび)になって下さい。楽しみです。

 

着物でお出かけ

水曜日、つまり二日前、着物着付けでご縁があった方達と四人で集まり、楽しい一時を過ごした。その内の一人がお茶の先生をしていらして、その方の和風の素敵な家で着付けの復習をさせて頂いている。私は麻が入っている一重の黄金色の着物に、童女と草書で書かれた和歌がポイント柄の黒い一重帯を合わせて出かけた。

横浜の日本丸・着物にはなんの関係もありません

横浜の日本丸・着物とはなんの関係もありません

私にとっては三人ともお姉様だけれど、何の異和感もなくお付き合いさせて頂いている。お孫さんの話から社会問題、勿論着物の話まで話題に事欠かない。(女四人集まれば当たり前か)お付き合いは、たった数箇月の週一回の着物教室から始まった。その時にはこんな長いお付き合いになるなんて想像しなかった。縁って面白いな、と思う。

三男との会話

三日前のこと。朝、華々しく私と喧嘩した三男が帰ってきた夜の会話。帰ってくるなり「今日は本当に、暑かったな。」と言うのが聞こえた。私は「いやー、本当に暑かったわね。おや、久し振りに意見が合ったじゃない。」と友好の手を差し伸べた。なのに「意見なんか合っちゃいねーよ。俺は『今日は蒸し暑かったな。』と言ったんだ。」と無粋にも返してきた。

六月は紫系の花が目立つ

六月は紫系の花が目立つ

いやはや、いつになったら「おこちゃま」から昇格するのやら。でも彼は外に出ると豹変し、いつか人前でしたスピーチは堂に入ったものだった。喧嘩もこんな会話も彼が家にいるうちだけのことだろう、と思うと、ま、いいかと言い返さない母だった。

嬉しい日

今日は予定していた仕事がキャンセルになり、そう暑くもなく、好きなピアノを弾いたりお料理に力を入れたりしてゆっくり過ごすことができた。深く考えると固定ページの英語化などやらなければいけないことが山とあるが、「本当は予定があったので、できないはずだ」と理由をつけてさぼった。

最近は紫陽花も色々な種類があるようだ

最近は紫陽花も色々な種類があるようだ

小学校の頃、熱があると学校が休めて熱が下がった後が嬉しかった。好きな本を読んだり、母が掃除のため私が寝たままの布団を動かしてくれるのが楽しみだった。小さいながら非日常を嬉しく思っていたのだろう。年をとってもその傾向は変わらない。今日は楽しかったから、又明日から頑張らなくっちゃ。

涼しい大阪

どうしても行かねばならない用事があり、大阪に行った。夜遅くなるので思い切ってホテルにとまり次の日、美術館を予定した。その日は大阪が日本で一番暑い日。外は焼け付くような暑さだったけれどほとんど地下を移動し事なきを得た。ホテルも美術館もお昼も言うことなしだったので、これから大阪方面に行くことを考えている方のためにインフォメーションを書いておきます。

何となく不思議な風景

何となく不思議な風景

泊ったホテルはリーガロイヤルホテル。JR大阪駅にバスが送迎してくれる。高級感満載。平日だったせいか部屋もランクアップしてくれた。朝食は「なだ万」かビュッフェが選べて一泊8千円台。二人だとずっとお得。ネット予約がお勧め。美術館は「KANSAI collection」をしていた国立国際美術館と「フィンランド デザイン」をしていた東洋陶磁美術館に行った。前者は本でしか見たことのない絵がずらりと並んでいて何てついているんだろう、と感激した。後者はガラス工芸で涼しげでよかった。お昼は中之島ダイビルの二回のイタリア料理店。1時過ぎに入ったらデザートと飲み物がランチ(サラダとスパゲティーで千円)に無料で付いてきて、またまたラッキー。しかも東洋陶磁以外は(ここも地上に上がると目の前にある)地下を走る中之島線に乗れば、くそ暑い、いえ、とてもとても暑い地上を通ることなく行き来できた。

方向音痴なのでホテルに帰る時、地下をうろついたが、お陰で高級ブティックをよく見ることができて、楽しい夢を見つつ、人が入っている店がなくて経営はどうなっているんだろう、と余分な心配もした。これだけ幸運だったのも前日真面目に勉強も仕事もしたからだ、と自己満足した旅だった。美術館は企画展の話なのでネットで期日の確認を。

英語に興味ある方へ

HPの先生であるT先生にお願いして、英語のページを作って頂いたので、一週間に二つ程ブログが英語でも書かれています。既に書いた英語が書き直されていることがありますが、これはnativeの先生に直して頂いた結果です。

百草園お茶室正面

百草園お茶室正面

英語に興味ある方は時々見て下さると、日本語的感覚の英語とnativeの方の英語の違いがわかります。ちなみに、「あっという間の片付け」は今日訂正をし、「命について」は既に手を入れて頂いたものを載せています。見てね。2,3日ブログお休みします。

命について

6月9日朝日新聞朝刊「日曜に想う」でショッキングな記事を見つけた。インドでは高一と高三で統一テストが課され、その点数が人生を左右してしまうという。「インパクトたるや日本のセンター試験の比」ではなく、高三の結果発表の直後から自殺者が続出する、という。日本のある自殺の名所(?)の看板に書いてあるという言葉、「ちょっと待て。死ぬのは早い。まだ先だ。死んで花実の咲くものか」をそのままインドの絶望している若者にあげたい。

私は死後の魂の存在を信じているが、だからといって自殺したり、生きている時間を粗末にしていいとは全く思わない。日野原先生が「命は時間の中にある」とおっしゃったが、精一杯自分の生を生ききって、始めて安らかに向こうの世界に行けると思っている。

百草園の入り口

百草園の入り口

精一杯自分の人生を生きるということと対極にあるのが、自分と人を比べてネガティブな感情を持ったり、他人の評価をそのまま受け入れて自分の人生を決めてしまうことだろう。人生は自分で作るもの、社会の価値観なんていつどういう風に変わるかわからない。しなやかに、したたかに与えられた生を生き切ろうよ、とインドの若者に伝えたい。