月別アーカイブ: 2012年12月

主婦にとっての年末

私の知人、友人の主婦で年末、年始が好きという人はあまりいない。母の友達で年末年始はいつも家族でハワイという方がいたようだが、そういう恵まれた方は別として「年末、年始嫌よねー」という話になる。どうしてか?1.世話しなければいけない家族がまとまっている 2.掃除、整理整頓の一年間の総決算を迫られる 3.ごみが出るのに回収がない 4.お金がでていく 5.非日常なことが多く疲れる とまあこんなところか。31日は夕方から家族はテレビに釘付けだが、それを横目におせちの盛り付け、玄関の生け花、テーブルクロスの取替、年越しそばの用意と忙しい。私も座ってテレビを見ていたいといつも思う。

島

津波から守ってくれた島々

でもこれは多分贅沢な悩みなのだろう。「一人で年を越す孤独を知ってますか?」という声が聞こえてきそうだ。これはさすがに辛いと思う。で、何を言っても「このうちが気にいっている。」と言って頑なに動かない父にこちらに来るか声をかけてみた。すると二つ返事で「行くよ」と言った。これで年末年始は男五人を相手に奮闘することが決定。気合だ!気合だ!気合だ!(もう古い?)

楽しんだ年末

島の復興に向けて

島の復興に向けて

22日から毎日出歩いていた。22、23は東北へ。松島方面に行ったが、津波の高さはさほどでなくても塩害の怖さをまざまざと見てきた。コンサート、船旅と旅の醍醐味も味わえた。24は母の施設のクリスマス・パーティーへ。手違いでmain dishをふた皿も食べることになってしまった。ごちそうさま。25,26も公演へ。音に囲まれた贅沢な時間。今年の苦労が一度に報われた日々だった。

とばかり言ってられないのが年末。物凄い勢いで自分と母の年賀状を書き、洗濯物を全部持って来てから買い物、洗濯、掃除と突き進む計画だったのだが、さすが疲れがでたのか何度か睡魔に負けてしまった。28日には女性経営者から有意義なお話を伺い気功のことも来年に向けて考えています、ということも強調して今日の日記はおしまい。

困惑すること その2

この前は困惑することで母のことを書いた。今回は自分のこと。凄い方向音痴です。どの位かと言うと、お手洗いから出ても出口と反対の方に行ってしまい、自分でびっくりして戻ってくるぐらい。長男が三才位の時連れて出たはずなのに道に迷ってしまい、帰りは息子に連れて帰ってもらった。うちの前で「お母さん、もう迷わないでね。」と諭された。

まだクリスマス

まだメリークリスマス(前回のブログ見てね)

「三人集まれば文殊の知恵」と言うが方向音痴には当てはまらない。三男の野球試合の手伝いでお母さん達四人で、とある駅に降り立った。歩きで30分程度の所、ということだったのでそこは健脚揃いのお母さん。地図も持ってたし「歩こう」ということになった。30分以上歩いても着かない。嫌な気がして歩いてる人に聞くと、地図をくるっと回して来た方を指さして「こっち」と言った。結局一時間半かけて目的地にたどり着いた。途中で全員が方向音痴ということが判明。お互いがお互いを頼りにしてしまった失敗だった。だから私は初めての所に誰かと行くとき必ず聞く。「あなた、方向音痴?」と。

 

 

クリスマスに思うこと

Englishを教えて下さっているBritishの方のお話。日本に来て初めてのクリスマス、までは異和感そんなになかったそうですが、26日になってびっくり。世の中からクリスマスの飾りが全てdisappearして(消えて)What happened here, in JAPAN.と思われたそうです。イギリスでは1月のはじめの週まではクリスマスの飾り付けをしてるそうです。

商店街のクリスマス

商店街のクリスマス

確かに子供心にも何故クリスマスよりEveの方が何となく賑やかにお祝いするのだろう、と思っていた。その傾向が段々ひどくなり、早いところは11月からクリスマスの飾り付けをして、26日になった途端新年モードになる。考えてみると変な話だ。ずーっとお誕生を楽しみにして、お生まれになった途端、はい、次、というのでは心理的育児放棄に等しいと思うのだけれど。まあ、難しいことを言わないからここまでクリスマスが日本で浸透したんでしょう。メリークリスマス!!!

ああ、もったいない

私は倹約家という程ではないが、手に入いったものは最後まで使ったり、もし不要になってもできるだけ有効な使い道を考えたりする。そういう意味では「もったいない」精神は根付いていると思う。今日のもったいない、は物ではない。「気」である。気が凄く出ているのにそれに気がつかない若い人が多い。認識するだけですごく役立てることが出来るのに。

Cafe restrant のメリークリスマス

Cafe restrant のメリークリスマス

気を出す訓練をして、更に使える「気」にするのにある程度修行もした身にとっては、始めからこれだけ出ているのは実に羨ましい、と思う。「宝の持ち腐れ」にするかどうかはその人次第。不思議と縁がある方とこちらがどれ程「もったいない」と思っても縁のない方も大勢いる。多分私の力量が足りないんだろうけれど、「ああ、もったいない」と思ってしまう。来年は何とか教室増やしたい。Any way, 明日、あさっては東北に行くので、お休みします。

 

あっという間の時間

デパートのメリークリスマス

デパートのメリークリスマス

昔から「いつも忙しそう。」と言われてきた。「せかせかしてる。」とも。だから有閑ではなく、優雅なmadameに憧れる。でも尊敬できる女性は自立している女性。自立していて優雅であれば最高なのだけれど、これがなかなか難しい。どちらかというと男っぽくなってしまう。茶道、生花、着付けの分野は女性が多く活躍しているが、ばりばりやっている方は、やはりきりっとしている。

せめて優雅に振る舞える時間を持とうと思うのだけれど、朝から晩までばたばた動き、今は時間をみて少しの間でもピアノをとか、もっと時間があれば母のところに、ということになる。電車に間に合うようによく走っているし。そんなに一生懸命動いてもあっという間に時間が過ぎていくのはどういうわけか。今年ももう残り少ないのに、あれもこれもそれもやっていない。と愚痴る時間が無駄ですね。

励まされました

昔の気功師仲間だったYさんが今年86才で亡くなられて、そのお嬢さんから電話があり、随分励ましの言葉をいただいた。気功の先生から15年前に離れた時点で自然と先生のお弟子さん達(私にとったら気功師仲間)とも疎遠になり、だからこうして孤軍奮闘しているわけだけれど、Yさんとは何となく繋がっていた。

Yさんはとても穏やかなおじ様で、豊橋で気功教室を開催していた時も毎回東京から手伝いに来てくださった。やはり先生と袂を分かち、独立して気功師をなさっていた。お嬢さんとひとしきり昔話をした後、「実は母が春に倒れて、男ばかり五人もいて大 変なんです。」と言うと「大丈夫ですよ。苦労してるかもしれないけれど、楽しいことも沢山ある、という声をしてます。」と言われた。どうしてわかってし まったんだろう???

外のクリスマス

外でメリークリスマス

 

ほっとしたこと

クリスマスツリー

赤と緑のcontrastが素敵

母が痩せた様な気がして気になり、今日医師と面談をして検査結果も見せてもらった。栄養状態が端的に出る、アルブミンという値と総蛋白の値が大変良くほっとした。体重の減少は車椅子生活で運動ができないため、とリバビリ大嫌いなので筋肉が減ったせいのようだ。これはどうしようもないらしい。

でも本当に大方の予想を裏切って、全体的には良い方に向かっている。この前は自室から出たくないばっかりに私たちを部屋から追い出した後、夕食に迎えに来た介護士さんが部屋を開け目があった途端、戸をまた閉めて中から鍵をかける、という荒技をやってのけた。怒っていいのか喜こんでいいのか複雑な気持ちになったが、声も出せずにただただ座っていたことを考えると、喜んでいいのではないか、と思っている。

写真も趣味のうち?

写真を撮ることが別に好きでも嫌いでもなかったけれど、PCの先生に毎日写真をブログに掲載することを命じられて(勧められて)以来、愚直に守ってきた。始めはPCに家族が撮ってあったものを使っていたが、段々物足りなくなってきて自分で撮ったものを使うようになった。すると綺麗な風景や造形が気になり、カメラを取り出し撮っている自分がいる。

まずいなー、もう趣味は増やさないと決めたのに。なんで気功のことを一生懸命することが写真になってしまうのかよくわからないまま毎日結構楽しんでいる。よくこういうことがある。社会科が嫌いだったのに社会学を専攻したり、美術に関心がなかったのに芸術学を学んでいたり。途中でいつもあれっと思う。人の意志なんて当てにならない。でも気功に関してはいつも真摯な態度でいたい。

生け花

これは生け花の一種

ゆっくり行こう

アメリカの姉と電話で話をした。アメリカの方が福島の原発事故に詳しく、いつも心配している。最近の近隣諸国との問題を抱えている日本のことも話しをして、いざとなるとアメリカが応援に駆けつけてくれる...ということは全く期待できないね、ということで話が一致した。とにかく体を大事にして、身を守りながら進むしかない、という少し消極的な結論に至った。

メリークリスマス

色々なメリークリスマス

暗い話になるが、このところ駅に出る度に人身事故で電車が...ということが毎回あり、今年は本当に自殺者が三万人を割るのだろうかと思う。もっとも人数ではなく、一人一人の命の問題であることを忘れてはいけない。来年はとても明るい年になるとは思わないが、焦らないでやるべき事だけを考えて愚直に進もうと思う。